- 名前
- ヴォーゲル
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
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氷上のサッカーボール
2009年01月15日 09:12
車のロックが壊れたのでガレージに持っていったのだがこの間からの寒さで痛んだ車や冬季の点検で忙しく予約は10日後とのこと、別に緊急のことでもないのでそのまま帰ってきて自転車に乗り換え近くの郵便局に2日ほど前に入っていた不在小荷物二個の通知書を持って取りに行くのに公園に沿ってのんびりと走らせたのだが寒くない。 手袋をしなくても何ともないのでこの二日ほどの天気の変わりように驚く。 マイナス5度から8℃だから13度差で、顔に当たる空気さえ暖かく感じるのだがそれも所詮それまで10日ほどの寒さとの差でしかない。 まだ緩い冷蔵庫の中の温度である。 ビールを飲みたいときは物置まで歩いていって冷蔵庫より冷たいものを取りに行っていたのだが今はどちらでもいい。
鉛色の空は堪らない。 残念ながらマイナス5度以下が又来るまで待たなければならないのだが1月の終わりごろか2月の初めにその可能性がありそうなもののこの10年ほどの暖かさだからそれも単なる希望に終わるかもしれない。
つい4日ほど前にはこの水路を沢山の人が歩きスケートをし、犬達も慣れない氷上の散歩だったものが今はサッカーボールが一つ薄氷の上に取り残されている。
郵便局で荷物を二個もらって外に出ると向かいの肉屋の娘が小さな脚立に乗ってショーウインドウや入り口、大きなガラス窓を洗っていた。 健康な娘の仕事振りを少し眺めていたら日頃すき焼き、鍋用の肉を上手に削ぎ分けるその娘がこちらを向いて手を振った。
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