- 名前
- ヴォーゲル
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- 年齢
- 73歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
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こういうので走るのも悪くないなあ
2009年01月12日 08:26
あれ、オランダ唯一のバイクブランド TOMOS の旧式バイクに SUZUKI Intruder か昔あった YAMAHA Trail のミニバイク か何かの頭をくっつけて Revival としたような格好だから誰か好きものが暇にあかせてこつこつとそういうのを繋ぎ合わせてカスタムメードにしたのだろう、それだったらこういう風に得意げに駐車させてあるのも納得が行くと思いながら土曜の午後、買い物の途中で市役所の後ろの広場に停めてあるかわいいバイクをカメラに納めた。
納めたもう一つの理由はその後ろの牽引車として普通は幼児やペットを乗せて自転車で引いているものをくっつけてあるその様子がおかしく、もう少し歳をとったらこういうのに小さな自分の犬や買い物を乗せてゆっくり走ってもいいなと思ったからで、家に戻ってから念のために TOMOS のサイトを見たら別にこれは誰かのカスタムでも何でもなくこの会社の普通仕様の Revival TS (約15万円)最高時速45km、重量60kgの商品で、これなら爺さんがトコトコと走るのに丁度よさそうなものだ。 この10年ほど若者に混じって婆さん達がスクーターで走るのは見ているけれどこれは私の周りではあまり見ない。
しかし普通、バイク自体は別として、この牽引車がモーターバイクの後ろにつけられ走っているのを見た事がないような気がして、実際にそれが合法なのかどうかにも疑問がいくしサイトのアクセサリーのところにも牽引車はなかった。法令のことはわからない。 この牽引車を自転車でひっぱるのは例えば朝8時ごろ保育所辺りの前を見ていたら若い母親達が一人とか二人、ときには詰めて三人乗せて雨の日も風の日も送リ迎いするのが見られる。 車では混雑するしそういうところは一方通行とか通行止めの規制がありアクセスが難しいから自転車で来るほうが時間的にも経済的にも効率がいい。
それに 昔、まだ自動車がなかった頃、物売り、例えばパン屋、八百屋、魚屋が自転車に大きな箱を車軸からパイプで繋ぎその前に前輪を小さくしてつけ前に長い運搬車になったその箱に商品を満載して個人の家に出かけていって売るということが一般的だったけれど今は、それがまたトレンドなのかそこに子供や犬、荷物を積んで走るのもあちこちで見かける。 さすがにこれは何百キロと荷物を積んでサイクリングをするものはいないけれど牽引車のほうは世界中これをひっぱってサイクリングするというのは行われているから取り外しができる牽引方式のほうが用途には弾力性があるのだろう。
そういえばこの間イギリスの車、バイクの人気番組、TOP GEAR でいつもの3人がベトナムの現地で小さなバイクを買ってそのまま3000kmほど南から北まで一週間以上かけて走るというのを見たけれど、そのなかの一台が世界でも売り上げ台数ナンバーワンだというホンダ・スーパーカブで高校生のときに自宅のを乗っていたことを思い出して懐かしかったし乗り心地やエンジン音も戻ってきた。 さすがに50ccでは1500mぐらいの山を越えるのは難しかったけれどオランダのように平坦な国土なら 爺さん用 TOMOS Tevaival TS で夏には簡単なテントを炊事用道具を乗せてぶらぶらするのも面白いだろうし、特に昔から長距離サイクリングに興味をもてなかったものにはこういうのが丁度いいだろうと思う。 私の大学時代の友人がサイクリング部にいて四国から自転車で東に向かい富士山にその自転車を担いで登り頂上では自転車に乗って一周しそれから山口県の実家まで戻ったという話を聞いたときにはよくやるなあ、と感嘆したものの、自分ではとても始めの数キロでリアイアだと思ったことがあるからこういうものに目がいくのだ。
TOMOS のサイト
http://www.tomos.nl/pages
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