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SaxBattle In De Uyl van Hoogland

2009年02月16日 12:41

SaxBattle In De Uyl van Hoogland

SaxBattle In De Uylvan Hoogland

Sun. 15 Feb. 09 in Cafe De Uylvan Hoogland in Leiden, The Netherlands


Sjoerd Dijkhuizen (ts)
Simon Rigter (ts) The Jazz Orchestra of the Concertgebouw. Altsaxofonist David Lucas (as)
Bob Wijnen (El P.)
Bram Wijland (ds)
Uli Glaszmann (b)

日曜の午後、家人が体を拭きながら風呂をたてたというのでそのあとにビールを手に入り、ラジオから流れるジャズやらBBCワールドサービスのニュース、時評などを聞きながら横になって温まっていたら明日アムステルダムの街を16kmほど家族で歩くということを思い出した。 このところ長らく歩いていないし金曜の水泳にもこのところご無沙汰だから火曜はきっと筋肉痛に悩まされるだろうとほんわりぼんやりした頭でデイパックに詰めるものを考えながら下に降りると家人が義弟から借りてきたDVDの「The Sopranos」を見ていた。 このシリーズはもうとっくに終わっていてテレビの放映の時も切れ切れにみているけれどなかなか面白いものでシリーズ2の3枚目を家人と一緒に見ていたらもう4時を越してしまい今日の午後、カフェーでのサックスバトルと題して毎月ここで行われているコンサートはもう始まっていることに気付き、けれど準備やなんやかんやで30分は演奏がはじまるのは遅れることもあるから今から自転車で出かけるてもあまり聞き逃すことはない、とびしょびしょ雨の降る午後、ポンチョをかぶってうちを出た。

このカフェーは夏の間はときどき土曜のマーケット魚屋で揚げ物を買ってここのビールで昼飯にして新聞を読む、というようなことをしたり家人がパートで働いている弁護士事務所の連中が誕生日の折には小さなカクテルパーティーをするというようなこともあり最近は大学生息子グループがここで定期的に集まるというような町の便利なところにあるカフェーだ。 何も予定がなければ静かなところだが今日のようなコンサートというかセッションがあれば一杯になる。 50mほど教会路地を行けば昔からジャズカフェーとして歴史のある場所があるのだが、そこは例えばベン・ウエブスターの亡くなる前、ほぼ最後の演奏が行われたところでもあるのだが今は経営者がかわりジャズの灯も消えそうというよりカフェー自体が消えそうなのだが、地元のプロモーターがそれではジャズカフェー伝統を残そうと非定期的にここに居を移した、ということだ。

地元のジャズ同好会は100mほど離れた別のカフェと会議室然とした場所で市や国からの文化補助金を頼りに地味な世界一流のの内外のジャズメン、例えばリー・コニッツなりフリージャズの連中を招いて定期的にコンサートを催しているのだがプロモーターカフェーの採算と首っ引きで企画を練るとなるとジャンルは自然と人が集まるバップサックスバトルが順当となるようだ。

テナーの二人はオランダの代表的なビッグバンド、The Jazz Orchestra of the Concertgebouw (JOC)のリードテナーの Sjoerd Dijkhuizen と、あと2,3日ほどで日本にギターの Jessevan Ruller と一緒に演奏旅行にでかける Jan Menu の後釜としてこの1年ほど常任テナーとして参加している Simon Rigter だ。 アルトアムステルダム音楽院を優秀な成績で卒業し将来有望な青年 David Lucas で皆の耳は彼のアルトに注がれている。 ここでは二人のテナーの技量は熟知されているから日曜の午後のサックスバトルと題されてはいてもそれは様々な練習試合というようなもので若手のアルトには実践(実戦)経験を積む場としては最適な環境でもある。

パーカーのものを中心にストレートバップを吹き会う、如何に様々なフレーズを紡ぎだし次につなげていくか、ということが主眼のセッションは観衆の3割以上がジャズプロパーでなくともその躍動とリズム指の動きドライブ感に上気しないではいられないものでリズムに引き込まれていくさまは無骨な男どもより女性達をみていればその素直な反応でよく分かるようだ。

タッド・ダメロンのものをいくつか、スタンダードバラードのメドレーをそれぞれがコード繋ぎ方で辿っていくときにはアドリブであるからそれぞれのメローぶりの特徴が各自そのとき頭に浮かんだ曲で示され、合間には達者なピアノの Bob Wijnen がローランドピアノハモンドオルガンのストップがついたものを操って味のあるハモンドオルガンのソロで華を添えていた。 それにオランダでは人気のあるフーディーニというグループドラムを担当している Bram Wijland が元気でシャープサポートをしてチェースの際にはそれぞれに塩胡椒のスパイスを降りかける。

休憩中に昨年JOCメンバーとして日本に演奏旅行に行った Simon Rigter が日本の大学のビッグバンドクリニックとして出かけた際に日本の大学の施設が恵まれていることをうらやんでいた。 彼はロッテルダム音楽院で週に22時間教鞭をとっているのだが質はともかく施設ではなかなかそこまではいかない、とも語っていた。 しかし、問題はどこでも質なのだが幸いなことに彼の学生達はジャズ伝統をたどる優秀なものたちが多く、やりがいがあると付け加えていた。 つまり、将来、職業音楽家としてジャズ軽音楽でやっていけるように教育するのが務めだから、と熱気で乾いた咽喉を何杯目かのビールで潤して年季の入ったセルマーのテナーをぶら下げて第二ステージ目の仕事に向かったのだった。

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