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悲しいけど印象的な話…両親の仲
2012年02月16日 14:28
友人に教えて貰ったネットにあったお話。
[両親の仲]
両親は、仲が悪いのだと思っていた。
冷たく見えるぐらい素っ気なかったから。
両親の兄弟姉妹などから、幼なじみで大恋愛だったとか、周りの反対を押しきって結婚したんだとか聞かされても、到底信じられなかった。
母が子宮癌で手術を受けた。
手術の終わる時刻を見計らって病院へ行くと、父が母のベッドの傍に座り、好きな歴史小説を読んでいた。
麻酔から覚醒したのか、母が痛い痛いと呻きだした。
父は即座に小説を閉じ、母の右手を両手で包み込んだ。
『ユミ、大丈夫だよユミ…』
まだ意識が戻りきっていないながらも、父の声に母が反応して答えた。
「タカちゃん…痛いよ…タカちゃん…」
父と母が名前で呼び合うのを聞いたのは、それが初めてで、最後だった。
母の通夜の後、棺の中の母の頬を何度も何度も父は撫でていた。
黙って撫でていた。
自分がその立場になったらと思うと泣けてきました。
遅かれ早かれ人は亡くなる。
その日までできるだけ悔いないように生きたいな～
このウラログへのコメント
私が、そんな立場になったら、どうなんだろう
でも、相手がいないからな
ななさん寒い一日でしたね。長年添い遂げた夫婦の事は夫婦しか判らない。何時かは別れなくてはいけない。
阿木さん:ですね!あんな夫婦はあこがれます♪あのCM印象的で好きです
なださん:本当に寒かったです
夫婦にしかわからない何かってあるんですね
管理貞操帯さん:夫婦や恋人だけじゃなく友人関係とかもつきあいの長さだけ何かあるかも
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