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「私はこうして犯された」−2

2006年08月02日 07:25

「私はこうして犯された」−2

男は「くすくす」と笑っているように見えた・・・・

  (ばれてる・・・私のあそこ濡れてるのが)

それから色んなものが男のガバンから出てきた・・・・

  (マチ針?えっどうするの・・・まさか、どこに)

  (あの棒のような物は・・・何に、固定するの?)

  (あれ・・・ローソクはないんだ・・・どうしてだろう)

  (ウソ、浣腸器まである・・・あれはイリーガル?)

見ていろと言われなくとも、私の目はもう釘付けになるしかなかった。

男は、ゆっくりと体を起こして、ガバンをテーブルの上に置いた。

それから、歩きながら男は一言だけ言った。

「君の一番好きなのはどれなんだろうね」

その言葉を聴いても、私の目はベットの上から離れる事は出来なかった。

男はそのまま歩きながら、冷蔵庫から缶ビールを取り出した。

ベットのまん前にあるソファーにゆっくりと座った男は、

ビールの蓋を開け、静かに飲んでいた・・・・・

いや、多分そうだったんだと思う。

私が気が付いたのは、ビールの蓋を開ける音から・・・

恥ずかしい事だが、五感全てがベットの上の物に支配されていたようだ。

蓋を開ける音に気付くまで、私の視界から男は消えていたようだ

  (なんて事、どうしてしまったんだろう、私・・・)

男は、自分の方に目を移した私に何の感情も持たないかのように、

静かにビールを飲んでいる・・・いや、あの目は違う。

私は、全てを見透かしてしまったかのような、男の目を感じた。

  (私、今日・・・・どうなるの・・・ねぇ・・・)

  (お願い、何とか言ってください、このままでは・・・)

きっと、哀れにも、今まさに食われてしまう兎のようなおびえた目を、

私はしているんだろな。何も言えずに、身を縮ませながら・・・

それでも,私のあそこは際限なく濡れ続けているのもわかる。

このまま無言の時間が過ぎていくのが、とても怖い。

と、ふと時間を見ると・・・

部屋に入ってからまだ20分位しかたっていなかった。

  (ウソ、何時間もたってしまった気がする)

それは、きっと私の頭の中で、いろんな事が渦巻いたせい。

私の体はすでに男に犯されているようなものに違いない。

男はビールをテーブルにおいて、私をじっと見つめた。




コメレスです。
れいん さん、コメありがとう。
稚拙ながら一人でも見てくれる人がいるうちは頑張って書きます(笑)

LOVEBLUE さん、コメありがとう。
って、LBねぇー。そこ突っ込んだら・・・しょっがねべしゃ、わだって、いながモンだはんで、なたて、なまってしまうべしゃ・・・・・・

このウラログへのコメント

  • めぎゅうたん 2006年08月02日 08:07

    始めまして
    続きが気になります~

  • れいん 2006年08月02日 16:52

    いぁ~女目線で書かれてるのがいいですね~
    興奮します「壁」∀`*)ハァハァ

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