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成程話:結果を忘れてする努力
2012年12月29日 23:31
大越俊夫氏の心に響く言葉より
[頑張れば報われる]
努力の大切さを平易に説いて、いささかの反論の余地もない、実に正しい言葉である。
だが、その正しさに含まれる[毒]に気づいている人は少ないのではないか。
お百姓が丹精込めて作物を育て、明日がやっと収穫という日に嵐がきて、全てがフイになってしまう。
こんな不条理だってちっとも珍しくはない。
世の中はそんな不公平で溢れている。
どうすればその毒を消せるだろう。
努力についていえることが2つ程ある。
1つは努力と成果を安直に結びつけないこと。
確かに報われない努力も山程あるが、一方で、結果が出ようが出まいが、しなくてはならない努力というものもある。
だから本来、努力と成果は切り離して考えるべきもので、結果を忘れてする努力こそが本物の努力なのである。
結果が見込めない努力はしたくないというのは、もう成果主義の毒が回っている証拠だ。
もう1つは、頑張りが報われなかった時点から人生の本番が始まるという点。
貴方の努力は成果に繋がらなかった、夢は叶わなかった。
しかし、幸か不幸か、人生はそれで一巻の終わりではない。
それどころか、本当にの勝負は望みや願いが虚しく打ち砕かれた地点から始まるのだ。
だから[頑張る]よりも[諦めない]ことの方が大切で、人生の長期戦を戦う底力は、その諦めない心、負けない精神からつちかわれる。
『その弱みこそ、あなたの強さである』PHP
懐奘(えじょう)大和尚は公家の子供だったが、小さな頃に比叡山に入り、後に道元禅師に長く師事した。比叡山にいる間に既に有名になっていたが、ある時母親がこう言ったという。
[お前を坊様にしたのは有名な坊様になってほしかったからではない。黒子の非人の如く、裸足で往来を歩く様な坊様になってほしかったから]
人はどうしても名利を求めて努力をしてしまいがち。有名になり、お金持ちになりたいという欲。欲も過ぎれば醜くなる。人として1番大切な生き方は[世の為人の為]という利他の生き方。結果を忘れてする努力は尊いです
このデジログへのコメント
satoruさん:ですねこれからも頑張ります
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