オナニーでは飽き足らず…（その４）

（その3より）その頃の僕の、女性との性交経験は、仕事が忙しく、また、今程セックスに夢中にはなっていなかったということもあり、それ程多くなかった。

それも一夜限りの肉体関係ばかりで…

今回もそうなるのかな？

と、あまり期待していなかった。

結果から言うと、今回も一夜限りの関係となった。

しかしそれでも、遥（仮名）が積極的に、僕に愛撫やペニスの挿入を求めてきて…

そのような、女性から激しく求められるといった初めての経験が未だに忘れられず、恐らく僕はこれを機に、セックスに積極的になっていったのだと思う。

それはさておき…

僕は、遥かに促され、部屋に入った。

早速

「シャワー浴びてきて…」

と、遥が半ばぶっきらぼうに言うので、僕は、スーツを脱いでハンガーにかけ、アンダーウェア姿になった。

そして、シャワールーム前の、脱衣場の小さなスペースで全てを脱ぎ、全裸となった。

遥は、ホームウェアに着替え、部屋のソファでテレビを見ながらくつろいでいた。

小さなシャワールームに入ると、バスタブはなく、シャワーだけがついていた。

僕は、お湯を出し、置いてあったボディソープを掌にとり、勃起したペニスに付けると、ペニスを扱くようにして、洗い始めたのであった…（その５へ続く）