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成程話:楽観主義者と悲観主義者

2016年07月19日 23:32

楽観主義者と悲観主義者の話♪


アメリカには楽観主義者と悲観主義者の研究を25年もの間続けたM・セリグマンという心理学者がいます。
研究の結果、驚くべき差が表れたため、彼は『オプティミスト(楽観主義者)はなぜ成功するか』という本を書き上げました。
両者で大きく違いが表れたのは、うつ病罹患率学業ビジネススポーツ、そして平均寿命などです。
そこで描かれているのは以下のとおりです。
〈悲観主義者
「悪い事態は長く続き、自分は何をやってもうまくいかないだろうし、それは自分が悪いからだと思い込む。
良い事態は一時的なもので、その幸運もこの場合のみ限られていると考える」
〈楽観主義者
「不運や敗北などの悪い事態は一時的なもので、その原因もこの場合のみ限られていると考える。
良い事態は自分の力が及んだためであり、長期間続き、他にも良いことが到来すると解釈する」
もちろんこの世界が楽観主義者だけになればよい、というような単純なものではありません。
例えば、ある会社の社長を含めた社員全員が楽観主義者ばかりで構成されていたら、その会社は、おそらく放漫経営で破たんするでしょう。
逆に悲観主義者ばかりで構成されていたら、リスクを過剰に恐れるあまりに新規事業や適切な資本投資を行えなくなり、先細った挙げ句、倒産への道を歩むでしょう。
企業のトップには、両方のバランスを取るだけの知恵と柔軟性のある最高経営者が必要である、とセリグマンは述べています。
しかしながら、前述のとおり「ここ一番」もしくは「会社存亡の危機」というような場面においては、間違いなく「楽観主義的な経営者」に軍配を上げることが出来ると言えるでしょう。

「自分を勇気づけるアドラー心理学7つの知恵」
岩井俊憲著
KKベストセラーズより


「二匹のカエル」というお話があります。
二匹のカエルが、ミルクのいっぱい入った壺の中に落ちてしまいました。
一匹のカエルは「もうおしまいだ」と、溺れ死ぬ覚悟をしました。
もう一匹のカエルはあきらめませんでした。
何度も何度も脚をばたつかせて、とうとう脱出することが出来ました。
何が起きたのかというと、壺の中のミルクバターに変わったのです。
この物語からの教訓は、起きてしまった出来事に対して、あまり深刻に受けとめず、自信を持って、困難にも「自分なら出来る!」と確信して挑むことの大切さだと思います。
良い意味で楽観主義者です。
試合でピンチの時も、「このくらいならまだまだ逆転できる!」と思うか「もうだめだ」と思うかで、結果は大きく変わります。
試合を諦めた人が一人でもいたら、勝てる試合も勝てないですよね。
時と場合によりますが、ここぞ!って時には楽観的にいきたいですね(^^)

このウラログへのコメント

  • なな♪ 2016年09月04日 21:13

    克己さん:こんばんは。久しぶりのコメント返しになります
    気楽な気持ちで過ごしたいですね(^^)

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