はっさく

はっさく

はっさくには、意外と１００ｇ中４０ｍｇものビタミンＣが含まれていると言われてます。(私が好きな果物の一つです)

常識では、すこし無理がありますが、もし、丸ごと１個食べることが、できれば、１日に必要なビタミンＣの量を摂取することができてしまいます。

はっさくの苦味の成分は、ナリンギンというビタミンＰの一種とのことです。

果肉よりも袋（じょうのう）に多く含まれており、高血圧の予防に効果を発揮します。

袋を手でむいた時、その手をなめてみると、とても苦い味がします。(苦酸っぱいのが好き)
これはナリンギンが溶け出して指についたせいです。

また、さわやかな香りは皮に含まれるオーラプテンという成分によるものとされています。

オーラプテンには活性酸素を抑制する働きがありますので、ミキサーやすり鉢で粉末状にして、料理の香りつけなどに利用すると良いでしょう。

はっさくの薄皮
ビタミンＰが豊富です。ビタミンＰはヘスペリジン、ルチン、エリオシトリンなどの総称でポリフェノールです。
はっさくにはヘスペリジンが含まれていて毛細血管の強化、血中コレステロール値の改善、血流改善効果、抗アレルギー作用、発ガン抑制作用など良い効果があります。
さらにビタミンＣが適切に機能するように安定化させる効果もあります。ヘスペリジンは薄皮やスジに多く含まれています。

クエン酸
クエン酸は、レモン、みかん、グレープフルーツなどの柑橘類や梅干しなどに含まれる酸味で、すっぱい成分になります。
疲れた時はすっぱいものを食べると良いとも言われてますが、この酸味成分が体内で糖を代謝し、エネルギーに変えてくれます。
また、体内のマグネシウムやカルシウムなどのミネラル分を吸収しやすくして、身体の疲労物質を分解して、体内の蓄積を防いでくれます。(キレート作用)

効果
高血圧予防　風邪予防　疲労回復