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成程話:その人がたとえいなくても

2016年07月16日 23:28

こんな人、いますよね…
↓↓↓

取引先のお相手の前ではとても丁寧にお話ししていたのに、その方がいなくなった途端に「あの人最近太ったよね」とか「今日、何か眠そうじゃなかった?」などと、いきなり態度がガラッと変わる方がいらっしゃいます。
ご自分としては特に悪気はないのかもしれません。
目の前にその方がいらっしゃらないのであれば、何の問題もないのではないかと思われるかもしれませんが、私が研修などで口を酸っぱくして申し上げているのが、習慣の大切さです。
目の前にいらっしゃらないときに態度を崩していると、お相手が突然現れたとき、電話が来たとき、うっかりボロが出るものです。
そういった日頃の在り方というのは、意外に所作やちょっとしたもの言いなどにあらわれて、隠しきれるものではありません。
どうしても、お相手に伝わります。
その方がいらっしゃらないときに敬意を払っていないのに、その方の前でだけ敬意を払おうとしてもそれは真意としては伝わらないのです。
ですから、お客様のお話をしたり、お客様のことを考える際は、その方がたとえ目の前にいらっしゃらなくても、いつも敬意を持って話したり、考えたりすべきですね。

気配りのコツ
伴美 彩 著
PHP研究所より


取り繕っているかどうかなんて、子供でも分かる。
バレていないと思っているのは、取り繕っているその人だけです。
接客に必要なのは、スマートな対応でもおべっかでもなく、相手への敬意や気遣い、想いではないでしょうか。
長年経験を積んだ職人の技より、デビューしたての新人の方が喜ばれているケースがあります。
これはまぎれもなく「想い」の差です。
もちろん、想いを持ち続けた職人さんは、誰も太刀打ちできない程の域に到達します。
真摯に、その想いを持続させられるかがポイントですね♪
そのためにはやはり、目標よりも“目的”、そして“志”です。

道元禅師と弟子との問答があります。
「なぜ、成功する人としない人がいるのか?」
この問いに、道元禅師はこう答えました。
「それは、努力をする人としない人の違いだよ」
では、「なぜ努力する人としない人がいるのか?」
その問いに対して道元禅師は、
「志(こころざし)の有無だ」と。
では「なぜ、志がある人とない人がいるのか?」
それに対し、最後こう締めくくります。
「志が有る人は、いつか必ず死ぬということを自覚している」
いつか死ぬ人生を、嘘で塗り固め取り繕って生きるのは勿体ないですよね。

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