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中日新聞より。いい話
2016年02月01日 23:53
『看護師になって良かった』
江南市の仙田さん(51)は、看護師になって30年がたつ。だが数年おきに体調を崩し、勤務先を退職。復調すると再び病院を勤めることを何度も繰り返し、あちこち転々とする自分を落伍者だと思っていた。
つい先日のこと。近くのショッピングモールで女性から声を掛けられた。4年ほど前まで勤めていた病院に週一度、通っていた患者さんであることを思い出した。
「ぜひお目にかかり、お礼を言いたいと思っていたのですが辞められたと聞いて・・・」と話し始めた。
「私がベッドで処置をしてもらっていたときのことです。カーテン越しにあなたと別の患者さんの会話が漏れて聞こえてきました。この病気は治るから』と不安げに尋ねる患者さんに、あなたは答えられました。
『病は気から、と言います。それは、病は本人の気持ちからという意味だと思います。医師や薬剤師、看護師は援助者として傍らにいます。家族や友人も支えてくれるでしょう。でも、ご本人が自分から病気に立ち向かっていこうという気持ちがあって初めて周りの力を活用できるのだと思います』と。私はそのとき、検診で早期の胃がんを宣告されたばかりでした。手術を受けるか否か迷っていたのですが、あなたの言葉を聞いて決心し手術を受けたのです。そのおかげで今も生きています」
仙田さんは「思わず涙がこぼれました。そして心の中の霧が晴れた気がしました。やっぱり看護師になって良かったです。もう明日死んでもいいと思えるほどに」と話す。
《中日新聞掲載 2015.12.06》
このウラログへのコメント
克己さん:そうですよね(^^)
担当する先生って大事だな。
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