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ネットで見つけた少し印象的な話
2016年02月21日 23:48
ネットで見つけた少し印象的な話『表彰状』
ある男性が、以前、学校の先生をしていました。
人を伸ばすには、「褒めること」と言います。まさしく、褒め上手のお話です。
私が毎年の夏休みにスタッフとして参加している二泊三日の研修会では、スタッフ全員が参加している生徒たちのいいところを見つけて、それを研修会の校長先生に報告をし、校長先生がそれを表彰状に作り上げて、該当の生徒に渡すようにしています。
たとえば、研修会の講義のときに一生懸命にノートを取っていた生徒に対しては、「あなたは、○○の講座のとき、スタッフの先生の話を真剣な目つきで聞いていて、大事なことだと思ったことをさっとノートに書いていました。これは、勉強する姿としてとても立派です。きっと、○○講座の中身をだれよりも深く理解してくれたことと思います。校長先生は大変うれしいので、表彰状を差し上げます」
というような文面の表彰状を渡します。
その表彰状は、既成の賞状用紙ではなく、画用紙に赤い二重線で囲っただけのものですが、校長先生の達筆な筆文字で立派に見えるものとなっているので、食事のときなどにみんなの前で渡された生徒はうれしそうな顔をしています。
講座のときだけでなく、廊下のゴミを拾っていたとか、量が多くて困っている隣の人の食事を食べてやったとか、いろいろな場面でいいところを見つけて、できるだけ参加生徒全員に一枚は渡そうとスタッフは努めています。
表彰状の中には、次のようなのもあります。
「あなたの今朝のラジオ体操は、両手は曲がっていて、回すところは実に小さく回し、飛び上がるときもちょっとだけ大地から離れるだけで、将に省エネ体操だったと思います。省エネも大事ですが、明日の朝は、両手で大きく回したり高く飛び上がったりして、周りの空気を大きく動かして、あなたの熱い思いを皆さんに肌から伝えるようにしてみませんか。期待していますよ」
いやそうにだらだらとラジオ体操に取り組んでいた生徒に渡したとき、参加者から笑いが沸き起こる中、本人も照れ笑いをしながら受け取って、翌朝は、前日とは見違えるような体操をしていました。
私も何年か前から、この研修会の表彰状を自分の教室に取り入れて、毎日帰りの会で簡単な表彰を始めました。始めは、私一人で見つけていたのですが、しばらくするうちに、生徒たちから、あの人がこんなだったといういいところが報告されるようになり、帰りの会は明るく笑顔いっぱいになりました。
あるとき、クラスの中でちょっと気になっている生徒が、全校朝会に遅れてきて、校長先生の話が始まっているときに足音高く入ってきました。
しかも、中学生としてはやや派手な服装でした。
さらに、その日はいくつも宿題を忘れてきたので、帰りの会で「目立ったで賞」という賞をやり、派手な服装で足音高く入ってきたことや宿題を忘れてきたことをやんわりと指摘してやったら、その後ちょっと変わってきて、その生徒と心が通じてきたということがありました。
このクラスは、私が担任している間ずっと続きましたが、他のクラスでは、長く続きませんでした。そういうクラスは、何か、うまくいかない面があったように、教職を定年退職した今感じています。
このウラログへのコメント
昔、岸谷五朗主演の、みにくいアヒルの子
クラス全員一人一人に一等賞を探してあげる
先生のドラマ
思いだした
(  ̄▽ ̄)
SYUZO-さん:最近そんな感じのドラマあったかな~
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