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成程話:人をひきつけるものは暖

2013年11月27日 23:36

邑井操氏の心に響く言葉

戦前三井物産では社員を一等、二等、三等にわけたそうである。
一等社員は、仕事ができて仲間達と仲よくできる人、二等社員は仕事はできるが、同僚間がうまくいかぬ人、三等社員はその二つともだめな人。
なかなか、おもしろい評価法だ。
これはただ社員生活だけにとどまらない。
大器を目指し、晩成を願う人にとっても一つの目標となろう。
何事にせよ、その人の存在理由、価値を示す実力、地力、能力才能がなければ、これぞと思う仕事はできない。
だが人間関係をこじらせてしまえば人間の世の中では成功しない。
人と人との関係がスムーズにいかなければ、結局は「小器短成」におちこむ。
人間関係を面倒がっていては、孤立するしかない。
世に小利口な人間は煩わしさをいとうて人づき合いを拒んでしまう。
本田技研が45歳の河島喜好さんを後継者に選んだとき、創業者本田宗一郎さんが種明かしをしてくれた。
「まず彼ほどトップのものの考え方を理解してくれた人はいない。第一番だ。それともう一つ、彼は目障りにならぬ人だ。目障りになる人を社長にしたら、会社は潰れますよ」
兎に角能力に自信のある人間は、おれがおれがと出しゃばるので、周囲の反感を買い、全体の調和を破るからだ。
彼はどんな場合でも、自分を売り出し、押し出そうとしたことはなく、ひたすらホンダを売り出し、押し出すべく全力をあげてきた。
だから誰の目障りになることもなく、人から敬愛されたのだ。
「だから私と藤沢副社長(武夫)の間ではもう何年も前から、後継者は河島君ときめていました」
流石に本田さん、人を見る目が的を射ている。
人間関係を順調に保つための必要事は、人にだまされぬことであり、物事の判断、処理をあやまらぬ“慧(けい)”であり、聡明さである。
それともう一つ、人に接して好感を与えるもの、人をひきつけるものは暖、あたたかさだ。

『遅咲きの人間学』PHP文庫


人をひきつけるものは暖。人を引き離すのは冷。
有り難う、感謝、幸せ、嬉しい、楽しい
あたたかな言葉は人の心をあたたかくする。
愚痴、泣き言、文句、悪口、不平不満、非難、批判…
冷たい言葉は人の心を冷やす。
人から好かれるあたたかな人でありたい。

このウラログへのコメント

  • wwwうさぎjp 2013年11月28日 06:46

    四番、仕事はしないけど、仲間と楽しく。

  • なな♪ 2013年11月29日 00:08

    PANDAさん:そうなんだ実力ある人を選ぶ方がいいですよね

  • なな♪ 2013年11月29日 00:12

    仮面紳士さん:できないでもなく、しないって、つわものだわ~

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