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成程話:サーカスの馬の調教

2015年04月20日 23:54

サーカスの馬の調教の仕方です。

ある本で、サーカス調教師が、どうやって馬に芸を仕込むのかを読みました。
くわしく言えばきりがありませんが、いろいろある方法の中で、特に代表的なものは、うまく芸ができたときに、すぐニンジン砂糖やアメをたべさせること。
なでること。軽くたたいてやること。
調教師が、愛情を表すポーズをして、やさしい声で、ほめること・・・などでした。
その話を読んで、私は、ちょっとばかり、ショックを感じました。
なぜかというと、そういう仕込まれ方をしているのは、サーカスの馬だけじゃなくて、人間だって、おんなじことだ――――と思ったからです。

「微笑む禅」
松居桃樓著
潮文社より


昨年大ヒットした書籍で、アドラー心理学を分かりやすく伝えた「嫌われる勇気」という本では、承認されたいという欲求を完全に否定しています。
承認されたい」ではなく「貢献したい」の方がいいんじゃないかと。
承認されたい」だと、相手次第になり、相手に合わせるようになり、相手が褒めてくれないときはやらない事になる。
「貢献したい」は、自分が好きで他者に貢献する訳だから、相手の評価は関係ないし、気にしないし、自分の自由だし、楽しい
つまり、相手が褒めてくれなくても、貢献したいと思うのです。
親や、会社側も気を付けなければいけません。
アメとムチで人を動かそうと思ったら、確かに相手は言う事を聞くようになるかもしれませんが、逆に言うと、アメとムチがなければ言う事を聞かないということです。
恐怖で人を動かせば、動きます。
しかし、次第に恐怖に慣れてきて、より強い恐怖じゃなければ動かなくなります。
子どもに注意する親を想像すると分かりやすいです。
褒美も同じです。
いつまでも、アメやお菓子では動かなくなります。
さらなる褒美がないとやらないという状態になっていくのです。
では、どうしたらアメもムチもなしに動いてくれるのか?
楽しそうに、それをしている姿を見せてあげたら良いそうです。
あっ、楽しそうだな、私も手伝う~って感じです♪
上司はいつも楽しそうだな、早く上司の仕事を手伝いたい~って。
相手に求めず、見返りも期待しないで、自分が出来ることを楽しんでやるだけですね♪
禅もアドラーも、深い(^^)b

このデジログへのコメント

  • ひろsan 2015年04月21日 01:35

    子供を注意する親の立場ですが、これ、わかっていてもなかなか出来ないですね~。(笑)

  • なな♪ 2015年04月21日 01:37

    ひろsanさん:ついやっちゃうこともあるのかな。

  • ゆうき2 2015年04月21日 04:53

    なるほど~
    だが、先は長そうだ。。。。(笑)

  • SYUZO- 2015年04月21日 12:19

    恐怖で縛るのは
    もう洗脳に近いね
    やっぱり飴と飴無しもいいかな

  • なな♪ 2015年04月22日 23:43

    ゆうき2さん:たしかに~(^^;)

  • なな♪ 2015年04月22日 23:44

    peace23_kirari☆さん:こちらこそ読みに来て下さってありがとうございます♪

  • なな♪ 2015年04月22日 23:53

    SYUZO-さん:私もその方がいいと思います。ビクビクしちゃうし

  • moriougai 2015年04月23日 22:25

    仕事も楽しんで、背中見せないとね。
    張り切っていきまっせ(^o^)。

  • なな♪ 2015年04月25日 00:05

    morioさん:やすみ明けも張り切って仕事したいですね♪今は手の痛みを早く治したい所ですが

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