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時事ネタ & 成程話…変化のポイント♪

2011年05月11日 09:43

時事ネタ & 成程話…変化のポイント♪

【節電で売れ筋が変わったおもちゃ


節電意識の高まりから、電気を使わない「アナログおもちゃ」の人気が高まっているという。

(ネタの出どころ YOMIURI ONLINE)

■昭和のおもちゃが人気に
ボードゲームトランプジグソーパズルといえば、昭和時代に全盛期を迎えたおもちゃが見直さ売れているという。
アナログおもちゃメーカービバリー(中央区銀座)はジグソーパズルの売り上げが前年より2割程度伸びているという。
電気を使わず、幅広い年齢層がマイペースで楽しめるのがよいのでは」と担当者蛍光塗料を使い、暗いところで光るジグソーパズルの売れ行きも好調という。
大型おもちゃ店の博品館TOY PARK(中央区銀座)では震災直後は帰宅難民となったサラリーマンが会社で時間を過ごすため、トランプアメリカ製の「UNO」(マテルインターナショナル)などのカードゲームがよく売れた。
更に計画停電が実施されるようになってからは、オセロ人生ゲーム(タカラトミー)等のボードゲームの人気も増し、通常の約2倍の売れ行きが現在も続いている。
テレビゲーム等1人で遊ぶおもちゃが全盛ですが、思わぬ節電で息を吹き返したアナログおもちゃ。家族のコミュニケーションに一役買える道具として再び脚光を浴びている。

■まとめ■
節電で家庭や企業でもストレスが溜まりやすくなる状況が続きそうですが、それらを解消するように「懐かしい」おもちゃが売れてます。
大人が懐かしみながら子どもにやり方を教えられる等コミュニケーションに一役買えるだけではなく、それぞれに順番やルールがあり、子どもが遊ぶ以外で得るメリットも大きい。人生ゲーム花札等、面白く学べるアナログおもちゃが沢山あるだけに思わぬ節電効果を有効に使いたいものですね♪



【変化のポイント

斉藤孝氏の心に響く言葉より…


今、世の中は「改革」ブームである。

「何でも変えればよくなる」と思っている風潮がある。

しかし、兼好は「改めて益(やく)なき事は、改めぬをよしとするなり」という。

「改めてもそれほど利益がないのだったら、それは変えないほうがいい」というのだ。

この兼好の言葉は消極的な考えではなく、いかに変えればいいかという示唆を含んでいる。

不調や不況に陥ると、人間はどうしても変化を求める。

しかし、変えたほうがいいところと、かえなくていいところを、きちんと区分けしなくては、変えることだけにエネルギーが費やされてしまい、むしろ実質的によくしようというエネルギーが失われてしまう。

また、それまでもっていた「よい部分」までも失ってしまう危険性もある。

現実に改革を行うときには、いかにすれば最小限のコストで最大の効果を上げるかを、まず考えるべきなのだ。

そこで何が重要になるのか。

その一点さえ変えれば、あとは芋づる式に変わって行き、現実がことごとく変わる「具体的なポイント」を探すのである。

その一点さえ見つけたら、そこを変えることに全力で打ち込めばいい。

そうした「一点」の具体例としては、バスケットボールにおけるスリーポイントシュートがあげられる。

米国のプロ・バスケットボールのNBAは毎シーズンのようにルールを変え、観客にいつも面白い試合を見せる工夫をしている。

1度のシュートで3点取れるというスリーポイント制度は、かつてはなかったルールだ。

何のためにこのルールができたか。

同じシュートを打つならば、遠くからでは、リングに入る確率は低い。

となれば、当然、近くから正確なシュートを打とうとする。

そうなると、背が高い選手のほうが圧倒的に有利だ。

各チームとも、できるだけ背の高い選手を多く集め、ついには試合は、リングの上から直接入れるダンクシュート花形になってしまった。

そのために、遠くから、ボールが吸い込まれるような、ドラマティックなシュートを見せるというバスケット特有の醍醐味が失われてしまった。

実際には、「ここに線を引き、その線の後ろからのシュートが入れば3ポイントにしよう」という、ささやかルールを変更しただけである。

たったそれだけのことで、試合終了間際の緊張感がぐっと増すとともに、「遠くから投げたシュートが吸い込まれるように入る」というバスケット特有の醍醐味が味わえる機会も増えた。

背の低い選手でも「スリーポイントシューター」として活躍できるようになり、ただ背が高いだけが有利という常識を覆すことにもなった。

戦術も含めてがらりと変わってしまったのである。

『使える!『徒然草』』PHP新書


改革や変化とは、そこさえ変えれば全てが変わるような1点を見つけること。

安岡正篤師が語っていた、シンギュラーポイントのことです。

シンギュラーポイントとは、物理学用語だが、急速に変化する特異なポイント

カップヌードルアメリカに進出したとき、最初はバスタの売り場に置いて全く売れなかったが、スープ売り場に変更しただけで、爆発的に売れるようになったという。

胡椒や調味料の容器の穴を大きくして、売上が大幅に上がったという例もある。

廃園になりそうだった動物園を、見せ方を変えたところ、入場者数が飛躍的に増えたのは旭山動物園

私達は大きな変化でなければ、変えても意味はない、と思ってしまう。

そうではなく、大事なことはここを変えれば全部が変わるという、シンギュラーポイントを見つけること。

変化のポイント、ここぞ、という1点を見つけ出したいですね♪

このデジログへのコメント

  • 2011年05月11日 23:07

    アメリカ行った時、カップヌードル
    食べましたが・・・美味しくなかったです。
    日本の方がいいです。

  • なな♪ 2011年05月11日 23:33

    水さん:確かに!オーストラリア行った時も同じ事思った

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