- 名前
- なな♪
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 下ネタは受け付けてないのでメール頂いてもそれに関してはお返事できないかも。 メールや...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
成程話:クラゲ水族館
2013年12月14日 21:39
川北義則氏の心に響く言葉
仕事において大きな成果を残す人間は、万事において楽観的なところがある。
逆に仕事のできない人間は、成果があがらないと、置かれた環境の不備を嘆くばかりで、いたずらに悲観的になる傾向があるものだ。
「ピンチはチャンス」「災い転じて福となす」
よくいわれることだが、そういえるためには、何よりも楽観的であること。
悲観的なスタンスの「ないものねだり」は何の役にも立たない。
「加茂水族館」館長の村上龍男さんは、そんな楽観的な一人といえる。
この加茂水族館は、いま大人気。
2012年には、年間入場者数が過去最高の27万人を超え、一度来館した人が二度、三度とリピート訪問する程。
今では押しも押されもせぬ人気水族館の一つに数えられている。
だが、決して順風満帆だったわけではない。
これまでに何度となく閉館の危機に直面してきた。
開館当初こそそれなりの人気を集めていた加茂水族館だが、次第に客足が遠のき、来館者数は激減した。
「あってもなくてもいい水族館」
いつしか、こんな不名誉な称号が与えられるようになった。
その後も入館者は減り続け、1996年には10万人割れにまで落ち込んだ。
村上さんは閉館も覚悟して、自身もホームレスを覚悟したという。
そんな水族館を救ったのは意外な生物だった。
それは、予算がなくて安くもできる企画展として実施した「サンゴ展」に紛れ込んで入ってきた、小さなサカサクラゲ。
サンゴには見向きもしない来館者が、クラゲをじっと見つめる姿に村上さんは閃いた。
クラゲの展示である。
確かに、クラゲの動きは見ていても飽きない。
普通、クラゲは厄介者とされている。
だが、水族館側は低予算で展示ができ、手間もそれ程かからない。
ただ、寿命が数ヶ月とあまりにも短く、常設展示をするには常に新しいクラゲと入れ替える必要があった。
いちいち海に獲りに行っていたのでは到底間に合わない。
そこで村上さんは、クラゲ研究所を設立し、施設内でクラゲの繁殖を行なうことにした。
そして、村上さんは加茂水族館全てをクラゲに特化した水族館にしたのである。
「毒を食らわば皿まで」ではないが、お土産から食事まで、全てクラゲに関連づけることにした。
もう、徹底的にクラゲである。
お土産の大福や羊羹、店内のラーメンからアイスクリーム、そしてコーヒー等々。
これらの商品も話題を呼び、加茂水族館は、どん底から、クラゲと同じようにゆっくりと浮上したのだ。
危機や困難を前にして楽天的であることは、仕事では勿論、人生においても大切なことだ。
一流の人間はそれを知っている。
加茂水族館では35種類以上の様々なクラゲが展示され、悠々と泳ぎ回っている。
ギネス・ワールド・レコーズ社もこのクラゲ水族館を世界一に認定した。
『一流の働き方』アスコム
真の意味で楽天的な人は、決して何も考えないノーテンキな人ではない。コツコツと前向きな努力を積み重ねていても、それをひけらかさないから、周りからはノーテンキに見える。
又、チャレンジし続けるからこそ多くの失敗もするが、それを隠さないから、呑気な極楽トンボに見える。
そして、暗い面は見ずに明るい面だけを見て話すから何も考えてないお気楽な人と間違えられる。
悲観的な人はまだ起こりもしない未来を憂い、自らそれを打開する努力もせずに心配を口にし、愚痴や、不平不満、泣き言、文句を言う。
暗い面、否定的な面だけを見て話すので、周りに人は寄り付かない。
必死の努力を積み重ねても「何でもない」、と涼しい顔をしている、魅力溢れる楽天的な人でありたい。
このウラログへのコメント
PANDAさん:ですね不思議な生き物です
あなたがすごいと思っている人は
あなたが寝ている間も働いているかもしれない
うさぎ仮面紳士さん:すごいと思う人いっぱいいるなぁ
ギネスが認定する程特化した
努力が有ったから成功したんだ
否定的な批判より
肯定的な面に焦点なのか
azaminoさん:着眼点をかえて、機転を利かせたからこその結果かな?
コメントを書く