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ネットの少し印象的な話、3つ

2013年12月11日 09:14

[今日も育児お疲れ様でした。有り難う]
子供が生まれてすぐのドタバタしている頃。
初めての育児で不安や自分の時間が全く無く、大変で毎日があっという間に過ぎていきました。
そんな時、夜遅く仕事から疲れて帰ってきた主人は「今日も育児お疲れ様でした。有り難う」と毎日労いの言葉をかけてくれてくれるのが些細な事なのですがとても励みになりました。
今も「子供が良い子に育っているのは、いつも頑張ってくれてるからだよね。本当に有り難う」と言ってくれます。
子育ては仕事と違って、成果が見えにくく他人から認められる事は無いので、身近な人から温かい言葉をかけてもらえると自分の頑張りを認めてくれたようでとても嬉しいものです。
「今日も育児お疲れ様でした。有り難う」
この言葉で今日も育児頑張ります。


[物を大切にする心]
昭和40年のある日のこと
洗濯機故障したので電化製品の修理屋さんに見てもらうことにした。
すると、部品を一つ取り替えれば直ることがわかった。
その部品メーカーから取り寄せて、家まで届けてくれた。
永田さんが機械関係の仕事をしていることを知っていて、「ご自分でも簡単にできますよ」と言う。
教えられたように部品を取り換えると、再び動くようになった。
請求されたのは部品代だけ。手間賃を支払おうとしたが、頑として受け取らなかった。
時は過ぎ平成5年永田さんの家のテレビが映らなくなってしまった。
購入してまだ3年ほどだ。そこで、あの修理屋さんを訪ねた。
当時、20代半ばだった青年は、立派な電気店を構えていた。
しばらくして、修理したテレビを届けてくれた。
故障の原因がなかなかわからず、丸一日いじっているうちに映るようになりました」と言い、またまた代金を受け取らない。
永田さんは自分の若いころのことを思い出した。
14歳で就職し、夜は定時制高校に通った。
粗末なおかずとごはんを詰めた一つの弁当を、昼に半分、夜に半分に分けて食べた。
お腹がすいて仕方がなかったが我慢して勉強した。
道端の草さえも食べた時代だった。
「今は何でも手に入りますが、壊れるとすぐに捨ててしまう。でも少し前までは、物が壊れても修理して大切に使ってきました。その気持ちを、電気屋のご主人に思い出させてもらいました。だから単なる親切ではなく、人としての生き方を教えてもらった気がするのです」と永田さん。
今でもこの電気店は、ご夫婦で小さいながらも営まれているという。


[豹変した盲導犬]
毎朝、私が通勤する途中に、見かけていた盲導犬
交通量の多い交差点で、いつも彼が信号待ちをしている時間。
私は「やっぱり盲導犬は凄いなぁ。素質があるよねぇ。」と思いながら、ニコニコと、その横を車で通過します。
獣医と言えども、盲導犬を見る事は、なかなかありません。
それはとても印象的な、それでいて毎日続く、不思議な風景でした。
出会いは、突然やってきました。
ある日、そんな盲導犬の彼が、ひょんな事から私の患者になりました。
盲導犬の管理は非常に厳しく、月に一回の健康診断、爪の確認、足裏の毛刈り、肛門腺に予防関係に・・・
兎に角、飼い主さんに危険が及ばないよう完璧な状況下で、任務がこなせるようにメンテナンスされています。
勿論優秀な盲導犬
爪切りでも自分から足を差し出すほどで、全ての診察は非常にスムーズに進みます。
ところがある日、彼の本当の姿を見ることになるのです。
それは、正確に体重を測ってみましょうか・・と盲導犬の補助器具を、全て外した時の事でした。
豹変した彼。彼は一目散に、病院を駆け巡りました。
そして、病院内の看護士獣医一人ひとりに挨拶をするようにじゃれて、グルグル回って、伏せをしたと思いきや飛び掛ってきて、また次の人間のところへ・・・
そう、これが彼の本当の姿だったのです。
本当は人間と一緒に思い切り遊びたくて、走り回りたくて、普通の犬としての暮らしに憧れを持っていた。
そんな彼に与えられた使命、盲導犬
長い間、ずっと抑えていた感情だったのでしょう。
そんな彼の本当の姿を露(あらわ)にした原因、それは・・・
間違いなく、彼に付けられていた補助器具でしょう。
それを付けている間、彼は「プロ」なのです。
何があっても、飼い主さんを守り、自分の使命を果たさなければなりません。
飼い主さんの「いつもごめんなぁ・・ごめんなぁ・・先生、少しだけ、この子を自由にさせてあげても良いですか?」と言う言葉が、重く心に残っています。
飼い主さんは、きっとこの子の気持ちにずっと気づいていたのでしょう。
信頼で結ばれた強い関係。
本当は遊びたいし走りたい・・・けれども誇りを持って、毎日仕事を続ける盲導犬に、強く感銘を受ける事となりました。
それから・・・
今でも、毎朝彼の姿を、交通量の多い交差点で見かけます。
しつこいですが、 「素質」などと安易な言葉で、彼を評価していた私自身に、今でも苛立ちを隠せません。
そんな簡単なものでは無いのです。
彼は毎月、病院に来た時だけ、補助器具を外し、ほんの数分だけ、みんなに挨拶しに行く、自由を与えられています。
私たちも精一杯、彼と挨拶をします。
犬は本当に凄いです。獣医になって良かったと思います。

このウラログへのコメント

  • 管理貞操帯 2013年12月11日 09:20

    電気屋さんで、思い出したけど、亡き母親がよく、修理を楽しんでいたけど、材料費しか取らなかったなあ~

  • なな♪ 2013年12月11日 09:54

    管理貞操帯さん:お母さんのは気分転換だったのかな?

  • wwwうさぎjp 2013年12月11日 10:12

    自分で治すことしてるけど
    最近のは手が出せない

    下手すると、部品代のほうが本体より高くなるし。。。

  • hiro69_プロフ見て 2013年12月11日 10:58

    犬にも使命感やプロ意識があるんだね。
    ふざけた写真をネットに公開するバカバイト達よりはるかに立派だ。

  • 松山市の河内人 2013年12月11日 12:22

    犬の話には思わず涙!!

  • なな♪ 2013年12月11日 14:16

    PANDAさん:スーツ着ている時着ていない時やっぱり違いますか?

  • なな♪ 2013年12月11日 14:17

    松山市の河内人さん:あまり普段犬のこんな姿って見ないですもんね

  • なな♪ 2013年12月11日 14:18

    hiro69さん:ですね。ほんとのプロだと思います!

  • なな♪ 2013年12月11日 14:19

    うさぎ仮面紳士さん:買った方が安い時ありますよね

  • なな♪ 2013年12月13日 23:39

    PANDAさん:ギャップが面白そうですね

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