- 名前
- なな♪
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 下ネタは受け付けてないのでメール頂いてもそれに関してはお返事できないかも。 メールや...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
素敵な話…愛に気づく
2011年12月30日 09:14
【愛に気づく】
林覚乗住職のお話より
私はある懸賞論文で、小松まり子さんという37歳のお母さんの作品を印象深く読まさせていただきました。
この方のお子さんは、足が不自由な方でしたが、
車椅子で小学校に通った六年間の間、
お父さんお母さんは一度として車椅子を押されたことがなかったそうです。
近所の子供たちが当番を決めて、
六年間ずっと送り迎えをしてくれたそうです。
そして、中学に入るとき、一緒に普通の中学校に行けると思ったら、
教育委員会からの「お宅のお子さんは施設に入れて下さい」という指示がきたのです。
そのとき、友達が猛反発をしました。
署名運動までして、中学校の校長先生を動かして、
同じ中学校に通うことができました。
三年間また当番を決めて友達が送り迎えをしてくれました。
そして、小松さんの息子さんは体が弱いから欠席も多かったけれども、
なんとか卒業までこぎつけました。
ところが、風邪をひいて、晴れの卒業式に出られなくなってしまいました。
そのときに「お母さん、小学校六年間、中学校を三年間支えてくれた友達に、僕、お礼が言いたい」と言って、
朝、ベランダに出て卒業式に行く友達を見送りました。
みんなが手を振って、「お前の分までがんばってくるからな」と言って、卒業式に行きました。
お父さんが早く帰って来て、家で親子三人で卒業のお祝いをする約束でした。
昼ご飯どきにチャイムが鳴ったから、
お母さんは、お父さんが早く帰って来たと思って飛んで行かれた。
そしてら、そこに立っておられたのは卒業証書を持った校長先生と各学年の先生方と友達でした。
そして、校長先生が「今から、お宅のお子さんの部屋で卒業式をしたいんですが、よろしいでしょうか」とおっしゃいました。
車椅子の息子さんとお母さんを前にして校長先生が卒業証書を読まれ、
各学年の先生たちが「よくがんばったね」と握手をしてくれました。
友達が拍手で祝福してくれたときには、
息子さんはうつむいて涙を流していました。
「私たちは、先生や友達の顔をまともに見ることができませんでした。
息子は三年間中学校で何を学んだかわかりませんが、
優しさが人をすばらしい人間に変えていくということを学んでくれたから、それだけで十分です。
学校で習った勉強よりも、もっとすばらしいものをうちの子供は学んだ気がします。」
と、その懸賞論文の中に書いておられました。
人の優しさを感じる時、
それは、
優しくしてもらっていると気づいた時・・・
愛が足りない!愛がほしい!
と言う時って、
愛されているということに、気付いていないだけかもしれませんね♪
このウラログへのコメント
うん。うん。
障害者に触れて、周りの健常者が教えられることは、勉強よりも多くのことを教えてくれるんだと思う。
此の校長先生が居るから良い生徒が育つ。本当の教育とは此の事。世の中に此の事に気が付いている人どれだけ
なださん:そうですね。校長も子供たちに影響された1人かも
拝見していて、涙ボロボロ
3.11以後、ホントに涙脆くなりました。
ゆうき2さん:コメント有難う
やじさん:そうですね。色々教えられたり考えさせられることが多いです
マジーカ2世さん:ほんとですね。教えられることが友達の方も多かったんだろうな
千夜恋逢さん:有難うございます
管理貞操帯さん:悲しい涙はつらいけど、感動の涙は素敵です♪後で笑顔になれる涙を流して来年いい年に
まこ とさん:有難うございます
こういう事で気づかされることありますね
恋人がいるってイイな…さん:有難うございます!初めましていい事あると思っていればきっと…
コメントを書く