胃袋を握られた人間は簡単に落ちる

のの：ガトーショコラ美味しいの。

悪魔：スポンジ部分が重厚で確かな食感に、チョコの甘みと苦味。さらに上に乗っているクリームと合わせていただくことで二つの味わいが云々かんぬん。

のの：皆さんこんばんは。

悪魔：こんばんは。

<ｺﾝﾊﾞﾝﾊｰ

のの：私はクリーム至上派だけどこれは美味しい。チョコレートも認めざるを得ない。

悪魔：それも昔の話ですし、少し歳を取ればまた違うかもしれませんよ？ビターなものに目覚めるとか。

のの：ビールが不味い間はたぶん変わってないから。冒険もいいけど、初めて行くお店だけにするよ。折角なら好きなもの食べたいしね。

悪魔：元々種類自体は多いお店ではないですしね。だからこそ期間限定・新作等に釣られてしまうのですが。ショートも期間限定のようですしね。

のの：なんと勿体無いことか。美味しいのになぁ。ショートケーキって誰もが思い浮かべる感じのお姫様だよね。純白のドレスに小さな王冠乗っけてる子供のお姫様。

悪魔：王道ですね。でもののがお店でショート買うのってほとんどないですが。

のの：定番ゆえに、かなぁ。モンブラン＋美味しそうなのを選ぶね。見た目的に。ショートはシンプル故お店の味云々。自分に合う云々。でもま、珍しいね。大満足だったけど。


のの：シフォン！

悪魔：シフォン！

のの：レンジで！

悪魔：チン！

のの：溶けたクリームが溢れ出した！

悪魔：勿体無い！

のの：ちょっと中穿って黒糖ないかなーと思ったけど見当たらないのでこのままパシャリ。溶けたクリームとキャラメルが見えるかなぁ？

悪魔：グロ画像認定されそうです。

のの：したらしょうがなし。頂きます！

悪魔：頂きます！

のの：キャラメルの味と香り！クリームを吸った生地があああああああああああああ！！！！！！！！！！！！！１

悪魔：黒糖の香りが仄かにしかしない…。塊ないかなぁ。

のの：無くても問題ないよ。美味しいよ。キャラメル美味しいよ。

悪魔：底のほうが黒糖の香り強いので期待してみましたが、なかった。今回のは入れてないタイプなのかなぁ。

のの：最上にキャラメルさんが居て、最上から中をつたい底までクリームさんが侵略し、且つ底で黒糖さんが待ちかねてたら死ぬわ。私死ぬわ。

悪魔：問題ないですから、今度聞いて欲しいです。黒糖塊は入れてないのでしょうか？と。入れてあるならまた買ってきてください。

のの：次はクリスマスケーキの予約か、ショートの終わり辺りかな。

悪魔：じゃあそのときにでも。

のの：あいあい、お任せあれ。


悪魔：パウンドは食べないのですか？

のの：明日に回す。明日TOKYOとかいう所で、酒を飲まされる会があるから。それで荒んだ心を癒すために使うよ。

悪魔：TOKYOは魔物がいっぱいらしいですね。

のの：悪魔さんとか可愛いもんだよ？奴ら人の形してるのにどす黒いからね。明日会う連中は普段は見下しながらも明日だけはお疲れ様お疲れ様言ってるからね。そして酒をドバドバ注いでいく。

悪魔：大人の付き合いは大変です。頑張ってきてください。

のの：潰されないように気をつけるよ。