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それぞれに良さをもっている。

2016年03月16日 23:57

それぞれに良さをもっている。


鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい

金子みすず


少し自己肯定感について書いていきます。
様々な統計から、
日本の子供たちは、自己肯定感(自尊感情)が低いことがわかっています。
「自分が好きでない」「自信がもてない」という子が多いのです。
その原因の1つは、子供のころから人と比べられて、否定されることが多いからでないかと思います。
「あなたは、どうして○○ちゃん
(お兄ちゃん、お姉ちゃん・・・)
みたいにできないの?」
などと・・・。
人と比べられる子供は自分を好きになれません。
自分のやることに自信がもてず、
劣等感を抱いて、
どうせ自分はダメなんだと思ってしまいます。
その自分自身への鬱積した思いは、その子を精神的に弱い子供にしていきます。
人と比べられ、けなされて育つと、いずれ他人をけなし、排斥したくなります。
そんな自分がまたイヤになってきます。
子供の年齢が上がれば、自己肯定感が上がるかというと、そうではありません。
逆です。
年齢が上がるにつれて下ってきています。
小学生より高校生のほうが、劣等感をもっています。
たぶん大人のほうがもっと多いのではないでしょうか。
人間は、他人と自分を比べることでは、決して幸福になれないのです。
生まれるのは優越感か劣等感です。
優越感か劣等感の間をシーソーのように揺れて、その人を不安にさせてしまいます

金子みすずの童謡にあります。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい

自分の良さ、人の良さは違う。
それぞれに良さをもっている。
そういことを
しっかりと認識できれば、不安は少しずつ消えていくでしょう。

自分が他人と違うことに悩むとき、思い出したいお話です。

世界的に活躍し日本でも有名なゴスペルシンガー、レーナ・マリアさん
彼女は生まれつき両腕がなく、左脚が右脚の半分の長さしかないという障害を持って生まれました。
でも、とても明るく前向きな人です。
レーナ・マリアさんは、3歳で水泳教室に通い始め、10代後半からスウェーデン代表として障害者の国際水泳大会に出場し、数々のメダルを獲得しました。
高校の音楽専攻科を経て、名門のストックホルム音楽大学に入学。
1991年からゴスペルシンガーとして本格的に活動を始め、まず全米8州約50ヶ所でコンサートを開催しました。
日本でも1992年以来、ほぼ毎年、全国各地でコンサートを行ないその美しい歌声で人びとを感動させてきました。
そんな彼女が小さい頃からもっていた特技は、どんな所にいても、すぐに何か楽しいことを見つけ出して喜んでいられることです。
「レーナ・マリアさん。あなたの喜びはどこからくるのですか」
取材の度に聞かれる質問に彼女はいつも同じように答えます。
「わたしの両親は、わたしを障害者として育てずに一人の娘として育ててくれました。
そして、いつも『あなたは価値ある者です。
わたしたちは、あなたをとても愛している』と言って育てくれました。
けれども、それ以上に神様がわたしを愛してくださっていることや、わたしには神様の特別のご計画がおありになるから、他の人と違う形に造られたのだ、ということをいつも話してくれました。
ですからわたしは、この特別の体を神様のために使っていただきたいと思っています。
そのようにお祈りしていると、神様がどんな時でも、わたしといっしょにいてくださって、わたしを助けてくださり、わたしの親友でいてくださることがわかって、いつも喜んでいることができるのです」
レーナ・マリアさんは、1998年3月には、長野冬季パラリンピック開会式で歌を熱唱しました。
彼女の明るく前向きな生き方と澄んだ歌声は、いまも世界中の人々に生きる勇気と希望を与え続けています。


★きっとよくなるヒント★
自分も価値ある良さをもっている♪

このウラログへのコメント

  • なな♪ 2016年03月31日 01:22

    克己さん:素敵ですね。劣等感今は落ち着いていますか?

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