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「感謝」の視点で見る

2016年03月14日 23:58

子育て」についての話です(子供どころか結婚もまだだけど)。


かつては、「ありがたい、ありがたい」と言うのが口癖のおばあさんが、あちこちにいたものです。
最近では、ずいぶん減ったように思います。
代わりに喫茶店などで、おばあさんの集団の会話がぼやき、文句の会のようになっているのをよく見かけるようになりました。
それだけ、世の中が暮らしにくくなった?
そうだという論はいくらでも言い立てられるでしょう。
「世の中がこんなにひどくなったから」仕方なくぼやいているのだと。
百歩譲って、たとえそうであっても、本来さほどぼやく必要のないような子どもにまでそんな心証をもたせていいはずがありません。
それは一生の不幸を招くからです。
「有り難い」事態であるかどうかは、子どもにはわからないことが多いですね。
殺し合いや飢えへの恐怖が日常であった過去の歴史や、戦争や貧困の只中にある世界の国々と比較すると、「今、ここ」を見る教養や実感が不足しているわけですから。
でも、大人にはその「有り難さ」がいくらでも見えるはずですよね。
その時、すかさず「有り難いね」と伝える。
そうして「有り難さ」を教えていくのです。
身のまわりに不満の種はあふれているかもしれませんが、「有り難い」の種もあふれているのです。
ものをできるだけ「感謝」の視点で見られるようにしたいものです。

「悩んでいた母親が一瞬で救われた子育ての話」
平 光雄 著
致知出版社より


今から70年前、日本には爆弾が降ってくることがありました。
私が産まれてから今日まで、一度も爆弾は降っていません。
今から140年前の「廃刀令(はいとうれい)」が発令されるまでは、刀を携帯して歩き、斬り合うこともありました。
私が産まれてから今日まで、一度もその光景を見たことがありません。
戦争で何万人が亡くなることも、今の日本に暮らしている中ではありません。
このことだけでも「有り難い」ことだったのです。
本来は、今の日本にいるだけで、感謝できるネタには事欠かないはずです。
大人が率先して「有り難い」を見つけ、「ありがとう」をいっぱい言う事が、「ありがとう」を連鎖させ、不満を見るのではなく、感謝を見る人を育てていくでしょう。
いモノを数えるより、あるモノを数えた方が、幸せな気持ちになりますしね♪

このウラログへのコメント

  • SYUZO- 2016年03月15日 18:32

    ありがたいが当たり前になると
    人は不満を持ち始めるんですよね
    ( ̄ー ̄)

    便利は不便が僕の信条なんですが
    なんか似てる気がする
    ( ̄ー ̄)

  • なな♪ 2016年03月28日 14:26

    SYUZO-さん:便利と不便は表裏一体なのかしら(*^^*)

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