デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

成程な所もある話:アクシデントも楽しもう

2016年03月08日 22:45

中谷彰宏氏の心に響く言葉


おいしいものを食べた時には誰でも「おいしい」とリアクションできます。
初めてで味わい方がわからないもの、おいしくないものに出会った時に、その人がどのようにふるまえるかで、その人の遊び力がわかります。
いつも当たりとは限りません。
いつも当たりのところへ行っていると、食の範囲は狭くなります。
たまにはひどい店もあります。
一流でみんながほめている店なのに、「これはちょっとひどいよね」というところがあります。
世間の評価は、どうしてもズレていきます。
お店も1週間あれば味がアップ・ダウンします。
おいしくなかったことも経験、イベントとして楽しむのです。
「おいしかったら楽しいけど、おいしくなかったら楽しくない」
というのは、
「勝ったら楽しいけど、負けたら楽しくない」
というのと同じです。
アクシデントが起こった時に、無頓着ではなく、全然平気で、この後の雰囲気を壊さないようにうまく対処できるのが大人です。
そばで赤ちゃんが泣いていると、「こんな店に赤ちゃんを連れて来るなよ」とムッとしている人がいます。
その人には大人感を感じません。
もし料理に髪の毛が入っていたら、お店の人も泣かせないし、連れの気持ちも害さないようにします。
ここで居丈高にお店の人に怒る男は、女性に対して一生懸命やっているつもりでも、度量を感じません。
そういう時に怒る人は、出入業者が失敗したら、ここぞとばかりに叩きつぶすタイプです。
それは、自分もどこかの出入業者でいじめられているから、そのウップンを晴らしているのです。
サービス業で育つと、常にお店の側の意識があるので、何かミスがあった時には、ここで「お皿に髪の毛が入っていてラッキー」と思えます。
一緒に行った女性も、「料理に髪の毛が入っていたことで、ラッキーだったね」と思える流れにうまくお店の人がやってくれます。
自分でもアクシデントをすべて演出に変えます。
「これがあったから、もうアウト」「今日一日は最悪の日」
と思わないことです。
たとえば、一緒に見ようと思っていた映画が満席だったとします。
「じゃ、見られなかったら帰ろう」
と言ったらそれで終わりです。
満席で入れなかったからどうしようか」
と次の計画を臨機応変にできることが楽しむということです。
予定でどおり進まない時にどう楽しめるかが本当の「遊ぶ」ということです。
仕事でも、予定どおりにいかなくなった時に、最も力を発揮するのは遊んでいる人です。
一生懸命遊んでいると、仕事でアクシデントが起こった時に対処できる力があります。
そこでキレたりせず、精神的にグラッと来そうなのをすぐに立て直すことができます。
弱い人は、ムッとすることがあると、そのまま一気にドンと落ち込みます。
これでは遊びはできません。

『大人の友達と遊ぼう。』PHP


ゲームの面白さは、勝った時も楽しいが、負けたときでも楽しい
だからもう一度やりたくなる。
スポーツも、将棋などのゲームもみな同じ。
人は、負けたときのその態度に、その人の人間性や性格が現れてしまう。
これは、何かのアクシデントにあったときも同じ。
怒りだしたり不機嫌になるのか、反対にニコニコして機嫌よくそれを楽しめるのか。
度量や器の大きさ、という人間的魅力の幅が問われる。
アクシデントを楽しめる人でありたい。

このウラログへのコメント

  • SYUZO- 2016年03月09日 18:08

    一生懸命の仕事でのアクシデントには寛容ですが

    テキトーな仕事の結果の事なら容赦はしません
    (* ̄∇ ̄)ノ
    払う金の等価分ってものもありますから

  • なな♪ 2016年03月24日 01:23

    SYUZO-さん:そうですよね。適当にやっての失敗は自業自得…かな(^^;)

  • なな♪ 2016年03月24日 01:26

    一期一会!さん:続けることが大事かも。たださすだけでなく、やり方かえたらまた違う自分も見えるのかも。
    とは言っても具体案が見つからないけれど

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

なな♪

  • メールを送信する

なな♪さんの最近のウラログ

<2016年03月>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31