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右脳と左脳

2016年03月28日 23:11

脳のお話。


意外かもしれませんが、目の前の現実にエネルギーを集中するために一番有効なのは、死(=無)を意識することです。
芸術で「メメント・モリ」(死を意識せよ)とよくいわれるのは、右脳をできるだけ活性化させようとしてのことのようです。
川端康成芥川龍之介が末期の目でものをみることに達したのは、右脳活性化し、美を強く感じようとしたからだと思います。
戦国武将藤堂高虎が「今日の夕方死ぬ」と思って毎日を生きたのも、右脳集中力を増すためだと思われます。
死からものをみると、人に感謝したり、今起こっていることに集中したり、美しさを感じたりする度合いが強烈に増します。
武道でも自分を無にすることで、周囲に即座に対応する集中力が高まります。
病気や無職の経験も、仕事への感謝を呼び起こします。
死・無と現実との大きな差異は、右脳を強く刺激します。
日本人が桜という、咲いて散るまでが束の間の木を賛美するのは、右脳をよく使う習慣があるからでしょう。

「どんどん脳を使う」
篠浦伸禎著
HSより


だから右脳がいい!と言っている訳ではなく、右脳左脳どちらも必要で、局面によって適切な脳を使うことが求められるようです。
世界の「HONDA」は、左脳型の天才技術者本田宗一郎さんと、右脳を要する経営のプロ・藤沢武生さんが、同じ志で信頼し合ったからこその偉業だといわれています。
松下幸之助さんは戦前不況松下電器倒産しそうになってもリストラをせず、一人あたりの労働時間を減らして全員が働けるようにしました。
それに感激した部下たちが、一生懸命営業をして、在庫をあっという間に一掃し、不況の中でも利益を上げたそうです。
左脳(合理性)と右脳(情)がレベルの高いところで折り合ったための結果だとありました。
自分の脳のタイプを知り、足りないところを補うようにすると、バランス良く融合され、道が開けていくかもしれませんね♪
脳科学、深いです(^_^)b

このウラログへのコメント

  • corocoro 2016年03月29日 07:52

    我々の年齢になると、親の死を経験して身近に考えるようになります。
    日々悔いの無いよう心がけて行動していますが、理想に近づけるのは
    とても難しいです。
    難しい故に面白くもあると感じています。

  • なな♪ 2016年03月29日 09:06

    corocoroさん:私もそろそろ身近に感じるようになってきました。家族が何かしら不調抱えてるから私も含め誰が先でもおかしくないですが

  • なな♪ 2016年03月31日 01:31

    克己さん:死を恐れてないだなんてすごい(+o+)私は最近特に気にしてたりして

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