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ネットで見つけたいい話
2015年12月27日 23:31
ネットで見つけたちょっといい話『心のこもったアナウンス』
京都から名古屋まで新幹線に乗ったときの話です。米原駅を通過する辺りで、車内にこんなアナウンスが流れました。
「○○号車の洗面所に、お子様のアンパンマンのリュックの忘れ物がありました。お心当たりのお客様は、お近くの乗務員までお声掛けください」
誰かが気付いて届けたのでしょうか。それとも、車掌さんが見つけたのでしょうか。間違いなく、アンパンマンが好きな子供なんだろうなぁ。そんなことを考えていたところに、再び、アナウンスが流れました。
「先ほどのアンパンマンのリュックの忘れ物は、無事にお子様の元に戻りました。ご協力ありがとうございました」
別に、ご協力したわけではありません。でも、とてもハッピーな気分になりました。
心の中で、「その子の手に戻るといいけどな」と思っていたからです。
別に車掌さんは、「無事に戻った」という報告をする必要はありません。
でも、きっと、「あのリュックは、どうなったろう」と思うお客様がいるのではないか。
そのお客様に、「無事に届いた」ことを伝えたい。不要ではあるけれど、「気遣い」をされたのだろうと思いました。
以前、似たようなことがありました。東京駅から新幹線に乗り、品川駅を通り過ぎた頃のことです。
「○○号車でも気分が悪くなられたお客様がいらっしゃいます。車内に、お医者様か医療関係のお仕事のお客様がいらっしゃいましたら、○○号車までお越しいただけましたら幸いです」
文庫本を読み始めたところでしたが、何だか気になってしまい、栞をはさんで閉じました。
ちょっと「気分が悪い」程度では、こんなアナウンスはしないだろう。
よほどのことに違いない。こういう時、何もできない自分に苛立ちます。
「お医者さんは、乗り合わせていただろうか」
「せめて、看護師さんでも乗っていたらいいな」と祈りました。
横浜駅を過ぎて、再び、文庫本を開いて、読み始めた時のことでした。
こんなアナウンスが流れたのです。
「先ほどの、気分が悪くなられたお客様は、横浜駅で降りられ救急車で病院に搬送されました。ご協力いただき、ありがとうございました」
ホッとしました。
たぶん、全車両のすべての乗客も同じ思いだったことでしょう。
車掌さんは、人の気持ちがわかるのですね。必要ではない。でも、伝える。たぶん、マニュアルではない。決まりではないけれど、アナウンスする。これこそ、「おもいやり」の天才です!
このウラログへのコメント
そういう時は、口には出さなくても皆成り行きを気にしているものですから、一言のアナウンスが皆をホッとさせるし、ほんの一時であっても車内に一体感のような空気が流れるものですね。
少ししたら忘れちゃうような事だけど
確実にその時は気になってるはずですからね
(  ̄▽ ̄)
一言あればスッキリしますね
(  ̄▽ ̄)
koujiさん:そういうのありますね。アナウンスでの話し方でムッとしたりホッとしたりなんてたまにあります(^^;)
SYUZO-さん:そうですよね。あれはどうなったんだろうとか偶にありますもん
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