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書籍:あなたの財布に奇跡が起こるお金の習慣

2015年12月28日 23:52

今日の紹介は、加谷珪一氏の著書です。


■あなたの財布に奇跡が起こるお金の習慣
■加谷 珪一(著)


お金に関することは学校の授業では教えてくれない。
むしろ日本ではお金に対する偏見のほうが強い。
お金持ちに対してすぐ「怪しい」なんて言う人もいる。
でもお金儲けは悪いことだろうか。
確かにお金が「すべて」ではない。
でも、お金はあったほうがいい。
なぜなら、色々なことができる「道具」だからだ。
これはお金持ちの思考法、マインドを具体的事例を用いながらわかりやすく解説されています。
無駄遣い、正しいお金の使い方など日常生活でも非常に役立つと思います。
先行きの不安な時代、お金の知識「マネーリテラシー」は必要になってきます。
それでは特に参考になった話紹介していきます。


お金持ちは「貯蓄」をしない
もちろん最初に資金をつくるためには「貯金」は必要である。
しかし、無目的の貯蓄は危険である。
インフレという怖い現実が待ち受けているからである。
インフレとは物価が上昇し、持っているお金の価値が下がっていく現象のことである。
今年何とかやりくりをして100万円を貯めたとしよう。
だが30年後、その100万にはもはや100万円の価値などなくなっている可能性が高い。
それは物価が上昇し、100万円で買えるモノの水準が年々低下するからである。
日本では長くデフレが辻田野で、多くの人は物価が上がらないと考えている。
だが歴史的に見ても、また全世界的に見てもデフレが20年以上続くことは、極めて珍しい現象である。
しかも今はアベノミクスと量的緩和策で、政府が意図的にインフレにしようとしている。
今後は物価継続的に上昇すると考えたほうが自然だ。

●人からお金を借りてよいのは次のようなときだけである。
それは時間を買ったほうが、さらに有利になるときである。
具体的にいえば、値上がりが予想できる不動産を買うときなどがこれに相当する。
ある物件が将来1.5倍に値上がりすると思うのであれば、今、その物件を買って持っておけばよい。
今、現金がなくても問題はない。
なぜなら、ローン会社にお金の利用料(利子)を支払っても、さらに利益が得られるからである。
ローンを組んで物件を購入したり、事業を始めるというのは、将来の利益が予想できるので、お金を払って返済を待ってもらう行為、つまり賢く時間を買う行為ということになる。
逆にいえば、この条件に合致しないときは決して人からお金を借りてはいけない。
(P59引用)
お金を借りるときは、投資利益を見比べなくてはならない。
これに付随してモノを購入するとき、こんな考え方がある。
たとえば手持ちの現金がなかったとしよう。
仕事に必要なパソコンのソフトが欲しい。
そのソフトが10万円かかるとする。
しかし、1週間後に現金が入る予定があり、その時なら現金で払えるとする。
この場合、お金を借りて、あるいは分割で購入する場合は、利子および手数料がかかる。
その時、考えるのは1週間後まで必要かということだ。
1週間はなくても大丈夫なら、購入は1週間後にすればいいのである。

●高級ホテル寿司屋で立ち振る舞いを鍛えよう
お金持ちの人は行動に余裕が出てくるが、堂々と振舞える人には、お金が集まってくるという側面もある。
やはりお金持ちを目指すのなら、最初から堂々とした態度を貫くのが理想的である。
そう考えると、高級ホテルは訓練の場として非常にいい。
なぜなら高級ホテルのスタッフは接客のプロである。
プロのサービスマンは相手がどんなに野暮でも決して客に恥をかかせるようなことはしない。
寿司屋でも高級店に行くとなると、いくらかかるかという不安がつきまとう。
一方、ホテル寿司屋さんなら「寿司は不慣れなので、どういうものがいいのか教えてください」と言えば、親切丁寧に説明してくれる。
お金が心配なら、こう付け加えれば問題ない。
予算は1万円なので、この範囲でおまかせします」
食事が終わったらこう伝えればよい。
「今日は大変勉強になりました。今後も通わせていただきます」
「ぜひお待ちしております」
もうこれで常連さんになれるのだ。

●一般に価格品質は比例の関係が成立する。
価格が高くなれば、品質もそれに応じて高くなる。
だがこの比例の関係がいつまでも成立するわけではない。
最初のうちは2倍のお金を出せば、2倍の品質のものが買えるのだが、商品の価格帯が上がってくるとそうはいかなくなる。
100万円の商品が200万円になっても、品質はごくわずかしか上昇しないのである。
そうなってしまう理由は、販売される数量にある。
高級品になればなるほど、市場で消費される数が少なくなる。
1年間に1万個売れる商品は低い利益率でもよいが、1年間に10個しか売れない商品はよほど利益率を高くしないと、利益の絶対額が小さくなってしまう。
このため数が出ない高級品は、価格が跳ね上がってしまい、結果的に、ちょっと品質を上げようと思うと、価格が途方もなく高くなってしまうのである。
ビジネスで成功できる人は、こうした価格に関するセンスが抜群である。
同じ品質の商品でも、思い切って価格を高くすることで、販売量が一気に伸びることがある。

支出を切り詰めようと努力している人は多いかもしれないが、単純に支出を切り詰めただけでは限界がある。
しかし、同じ支出でも、それが収入につながってくる支出であれば、その意味はまったく変わってくる。
最終的には収入につながる支出に徹することができるかどうかが、お金持ちになれるかの分かれ道となる。
単なる支出ではなく、できるだけ投資になるような支出を心がけることが重要なのである。

このウラログへのコメント

  • トキオ♪ 2015年12月29日 00:48

    受けるサービスやお金の質や量を上げる為には
    それと同等なサービスや技術などを与える事が出来る能力が必要であり
    その向上過程が
    人生を充実したものとすると思います

    投資はギャンブルなので常に不安を生む

  • なな♪ 2016年01月03日 22:01

    トキオさん:投資は失ったときがこわいですよね、ほんとに(>_<)

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