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成程話:自己重要感を高めてくれる人

2015年11月14日 23:40

横山信治氏の心に響く言葉


評価される人というのは、言葉を置き換えれば“魅力的な人”のことを指します。
魅力的な人になれば、最高の人脈と、最高の情報が手に入ります。
現代社会において、人脈と情報があれば、あなたの望みは自動的に叶います。
では、魅力的な人間になるには、どうすればいいのでしょうか。
これを見事に一言で表しているのが、私が尊敬する無能唱元先生の言葉、「魅(み)は与(よ)によって生(しょう)じ、求(ぐ)によって滅(めっ)する」
この一言に尽きると思います。
与えるものは好かれ、求めるものは嫌われる、という意味です。
これが原理原則です。
ここで言う「与える」も「求める」もお金や物だけではありません。
若い頃の同期にNさんという男性がいました。
営業成績は悪くないのですが、自慢話が非常に多いのです。
新規契約を獲得した時の武勇伝を、飲み屋で30分も聞かされようものならこちら閉口してしまいます。
同期ですから、むげにはしませんでしたが、なんとなく好きになれません。
1年後輩にI君という男性がいました。
いつもニコニコ笑っていて、私達の話を実によく聴いてくれます。
ただ聞くだけではなくうなづいてくれたり、笑ってくれたりします。
I君と一緒にいると楽しくなります。
さて、NさんとI君、どちらが魅力的ですか。
当然、I君が魅力的ですよね。
理由は、I君は「与える人」であり、Nさんは「求める人」だからです。
この場合のI君は私達に「自己重要感」を与えてくれました。
一方のNさんは、私達から「自己重要感」を奪い、自分の「自己重要感」を求めたのです。
自己重要感」という言葉は聞き慣れないかもしれません。
自己重要感」とは、「すべての人間は自分のことを高く評価して欲しいと熱望している」ということです。
与えるとは、相手の自己重要感を高める行為です。
求めるのはその逆です。
Nさんは自分の自己重要感を高めるために、自慢話をしました。
I君は相手の自己重要感を高めるために、人の話を聴いて肯定してくれました。
魅力的な人間になるのは、このようにとてもシンプルなのです。

『抜群に評価される人の教科書』ぱる出版


人は、誰もが自分の自己重要感を満たしたいと思っている。
それは自分の心の底にある、「自分は人より優れたものを持っている」「自分は価値ある存在である」「人から尊敬してもらいたい」という想い。
自己重要感を満たしてくれる人は、「いつもニコニコ笑って、自分をまるごと肯定し、認めてくれる人」、「話を最後までよく聞いてくれ、この人と話してよかったと感じさせてくれる人」、「心の底からほめてくれる人」、「感動したり驚いたりしてくれる人」等々…。
反対に人の自己重要感を奪う人は、「不機嫌な顔で、相手が間違っていると否定し、自説ばかりを主張する人」、「話をさえぎり、自分ばかりしゃべる人」、「けなしたり、意見ばかり言う人」、「いばったり、自慢話をして偉そうに振る舞う人」等々…。
「魅は与によって生じ、求によって滅する」
与えるものは、お金や物だけではない。
自分の自己重要感を高めてくれる人ほど、魅力的な人はいない。

このウラログへのコメント

  • アラヤ 2015年11月15日 00:03

    自己重要感、聞きなれない言葉ですが。とても納得いきました。
    仕事や交友関係でも振り返ってみます。
    いいログありがとうございます(^_^)

  • SYUZO- 2015年11月15日 07:01

    誰にでも身に覚えのあることですよね
    どちらの立場にしても
    ( ̄▽ ̄;)
    いや~耳がいたい

  • なな♪ 2015年11月20日 03:00

    アラヤさん:お返事遅くなりましたがコメントありがとうございます。生活にあてはめるって大事ですね♪

  • なな♪ 2015年11月22日 17:26

    SYUZO-さん:SYUZO-さんならどちらの立場になることが多いのかな(^^)

  • なな♪ 2015年11月22日 18:12

    克己さん:なるほど。私はうまく平等に接することできてるかしら

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