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成程話:ライフイズグッド
2013年08月09日 20:32
ゲイリー・ライアン・ブレア氏の心に響く言葉
バートとジョンのジェイコブズ兄弟にとって「ライフイズグッド(人生は素晴らしい)」は単なるスローガン以上のものである。
この言葉にはボストンの道端で細々とTシャツを売る事業を世界的企業にまで発展させた信念が凝縮されている。
1989年、ジェイコブズ兄弟はポンコツの小型バンに乗って東海岸の学生寮でTシャツを売る仕事を始めた。
やる気は満々だったが、ビジネスの知識がなかった為に商売はさっぱりうまくいかなかった。
ピーナツバターとゼリーで食い繋ぎ、小型バンに寝泊りし、偶にシャワーを浴びる程度の日々が続いた。
そんなある日、ふと目にした自宅アパートの壁の落書きが、ジェイコブ兄弟の人生を変えるアイデアに繋がる。
手足と胴体が棒線で、顔が円で描かれた男が満面の笑みを浮かべ、その下に「人生は素晴らしい」と殴り書きされていたのだ。
彼らが「ジェイク」と名づけた男がにこにこしている絵はあまりにも単純だったが、ジェイコブズ兄弟の信念を余すところなく表現していた。
早速ジェイクの絵をプリントした48枚のシャツを小さなテーブルの上に並べて売り出したところ、たちまち売り切れた。
まもなく、ジェイクの楽観主義を象徴する「人生は素晴らしい」という素朴なメッセージは驚異的な大ブームを巻き起こした。
現在、ライフイズグッド社は年商1億ドルを超える大企業にまで成長したが、その理念は当初の楽観主義のまま変わらない。
ジェイコブズ兄弟はいい意味での楽観主義を貫き、人々が未来に対して楽観的になるのを手伝えば、自分達の成功に繋がることを確信している。
『最高の人生を手に入れる習慣』かんき出版
[悲観主義は気分のものであり、 楽観主義は意志のものである。およそ成り行きにまかせる人間は気分が滅入りがちなものだ]
(アラン・「幸福論」)
自分に主体性がない人は周りの意見や雰囲気に流され易い。嫌な事や悲しい事があれば必要以上に落ち込んでしまう。
その習慣が身についてしまった人が悲観主義者。
辛い事や嫌な事があっても明るく振る舞うには状況に流されない強い意志が必要。
困難な状況にあってもへこたれずに挑戦する。その習慣が身についている人が楽観主義者。
楽観主義者はピンチの中にチャンスを見つけるが、悲観主義者はチャンスの中にピンチを見つける。
[ライフイズグッド]
魅力的な人はいつも明るく楽観的
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