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★吉原(18)

2011年05月31日 00:03

★吉原(18)

■廻し

・・・啖呵で紹介した『五人廻し』の廻し。一人の花魁が複数のお客を取る事。関西では廻しはやらなかったと言います。関東では廻し・・つまり、一人の女郎が一晩に掛け持ちで数人の客をを取るのが常識でした。

上級の見世では1対1の豪遊、つまり、花魁の買い占めが出来ました。そんな、上級の花魁の部屋には家庭と同じ箪笥や火鉢があってご主人と女房という楽しみ方ですね。当然、朝まで同床して送り出してくれたわけです。

見世の格が下がると、お客を取っておきながら、忙しい時や気が乗らない時やいやな客の時は廻りきれなかったり・・故意にいかなかったり・・。同じ玉代で、廻ってくれなかった時は”振られた”という専門用語があります。 特に暮れや新年、お盆、直ぐ裏でおこなわれるお酉様、お花見時はラッシュアワーですから、時間待ちは当たり前、ゆっくりしたい時は「その時を外してね」と言われます。・・・まぁ・・酷いこと。




大引け

・・・お引けと言って、四ツ(午後十時)には大門が閉まって、以後は脇の潜戸を利用。午前0時を中引けと言い、午前2時を大引けといいました。今、考えると以外と早い時間に大門がしまったんですね。八ツ(午前2時)には見世も大戸を立てます。これが大引け、以後原則として客は取りません。この時鳴った時の鐘の音が『追い出しの鐘』。必然的に冷やかしの客は、帰るしかなく、客の着かなかった遊女は・・お茶を引くことになります。

証券取引所で、取引時間の最後を『大引け』と言うのは・・なんと、ここから来ています。




■上草履

・・見世は普通、2階に部屋があって1間(2m弱)巾以上の広い廊下があり、遊女達は草履を履いて行き来していた。まぁ、今で言うスリッパですか。その足音がパタリパタリと寝ずに待っている客達に響いたわけです。きた!・・と思うと通り過ぎる・・待つ身は辛いね。




■妓夫(ぎゅう)

・・・若い衆で、妓夫(ぎゅう)太郎・・と呼ばれ、客引きからお客の世話までこなした。歳を取っていても若い衆・・ですよ。つまり、男の従業員芸者さんも、どんなに年取っていても、”お姉さん”です。客の支払いが足りないと家まで付いて行って集金しました。いわゆる、付き馬です。

・・『宵に格子ですすめた牛(ぎゅう)は、今朝はのこのこ馬になる』なんて都々逸が・・




■玉代(ぎょくだい)

・・・花魁との遊行費。一晩遊ぶと・・・最低で、玉代+飲食費+おばさんや妓夫の心付けが必要。

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