電子キー

昔、車の鍵といったら、キーホルダーの中でも偉そうにしていたものです。
もっとも、まだＴ型フォードとかの時代だとエンジンをかけるのも一苦労、だったりするわけですから、そう単純でもないのかもしれません。
大昔は、車のドアはいちいち鍵をかけないとしまらないものでした。
その後オートロック式の車が増えてきて、それと同時にいわゆる鍵の閉じ込みも増えてきました。
私が自動車の運転免許をとったのもこの頃で、何回か閉じ込みを経験した後は「車のドアは必ず鍵で閉める」ようにしたものでした。

その後は、車の鍵にリモコン機能がつくようになり、閉じ込み事件を起こすことはほとんどなくなりました。

そして、近年？は、電子キーが普及しています。これは、鍵（すでに鍵の形ではないですが）を携帯している人がドアの取っ手に手をかけると勝手にロックが外れたり、ロックしないまま車を離れるとぶーぶーいったりします。
エンジンをかける時も、電子キーが側にあれば、スタート準備ＯＫで、今までのようにエンジンキーを回してエンジンスタート、というのではない車も増えてきました。

便利なようですが、要するに「高級なリモコン」なわけでして、リモコンを動かすには電気が必要です。そうです、リモコンには電池が内蔵されています。
車の電子キーもやっぱりボタン電池が内蔵されています。なので、時間とともにこの電池も消耗します。
日曜は、２つある電子キーの１つがとうとうくじけてしまったようです。家を出るときだったので、別のキー（こっちはまだ大丈夫♪）を使いましたが、出先だと「えっと、たしか、こういうときのために鍵が引き出せるはずだけど、どーするんだっけ？？」と悩んだことでしょう。

そんなわけで、ボタン電池をお買い上げです。ハイブリッドカーがエコだ、とかいってますが、こうしたボタン電池は使い捨てで、しかも、この電池なしでは満足に機能しないわけですから、エコってなんじゃろ、と思うわけです。

まあでも、ディーラーさんじゃなきゃ電池交換できません、といってるわけではないのが救いかも。

***
本日の画像は、「アップルフロマージュ」です。チーズクリームよりはりんごの味の方が強いです。
可もなく不可もなく、という感じです。