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興味深い話:与える人生or与えられる人生

2012年10月19日 09:17

興味深い話:与える人生or与えられる人生

与える人生と与えられる人生、どっちがいいですか?

中国の明の時代、全く性格の異なる兄弟がいた。
兄は怠け者で大食漢、いつも些細な事で怒り、喧嘩が絶えなかった。
一方、弟は勤勉で忠実、人と人との繋がりを大事にする男だった。
ある日二人が馬車で山道を進んでいると、折悪しく雨が降ってきた。
ぬかるんだ道を疾走していた馬車は転倒し、二人は呆気なく死んでしまった。
兄弟の魂は身体を離れ、あの世の門までやってきた。
あの世の門番は兄弟を中へ招きいれると、閻魔大王の所に連れて行った。
大王は二人に告げた。
[お前たち二人が人間として生きた人生は特に悪事はなかったが、目だった善行もなかった。従って、次も引き続き人間として生まれ変わるのがいいだろう。裁判官よ、次にここにいる息子達が行く家族はどこだ?]
あの世裁判官は答えた。
[二つの家族がいます。趙家と謝家です。趙家に生まれる者は常に他人に自分の物を与える運命です。謝家に生まれる者は一生、他の人から与えられることになっています]。
大王は慎重に名簿をめくった。そこには生前の行いによって決められた人間の輪廻転生が細かく記載されていた。
大王は二人を趙家と謝家に生まれ変わらせることに決めた。
それを知った兄はふと思った。
[もし俺が趙家に生まれたら、他人に施す為に懸命に働かなければならない。それは大変な人生だ。それよりも他人から与えられる方が楽だ。]
兄は素早く大王の前に跪き懇願した。
[大王様、どうかご慈悲を。他人に与えるだけの人生は非常に辛いものです。どうか私を謝家に生まれ変わらせ、他人から与えられる人生を送らせて下さい。]
誠実で正直者の弟はずっと黙っていたが、兄の言葉を聞くと恭しく述べた。
[大王様、どうか兄を謝家に、私を趙家に生まれ変わらせて下さい。私は趙家に生まれて、人々に与え助けたいのです。それによって、私は人々と善縁を結ぶことができるでしょう。]
大王は兄弟の願いを聞き入れ、二人をそれぞれ趙家と謝家に生まれさせた。
困っている人々を助けると誓った弟は高貴で裕福な趙家に生まれた。
彼はこの家の一人息子で、大層可愛がられ、とても頭がよかった。
彼はいつも友好的で人々を助けた。
彼の行為に両親も触発され一家は蓄えた財産で困っている人々を助けた。
彼の無私の行為は評判となり、人格者として人々から尊敬された。
一方、人から与えられる人生を選択した兄は謝家に生まれた。
謝家は非常に貧しく、乞食をして生活をしていた。
彼は人々の施しと同情を受けながら一生を送ったという。

<大紀元日本>より


与えてばかりいる人と貰ってばかりいる人。損得じゃなく考えたら与えた方がいいに決まっている。でも、損得で考えても与えた方が得だ!ってことだね♪与えると言ったらおこがましいかもしれないけど、沢山与えて行きます♪

このウラログへのコメント

  • キャスト 2012年10月19日 21:47

    私は、与える人生と与えられる人生のどちらも大事です。どちらか一方では無くてね♪

  • なな♪ 2012年10月19日 23:28

    キャストさん:片方だけだともう片方の気持ちが解らなかったりしますね

  • なな♪ 2012年10月20日 23:51

    -Q-さん:そうそう。心に余裕ないと与えられるものはあっても与えられない

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