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成程いい話:大仏の石
2012年10月16日 15:21
昔ある町に立派な寺が建立された。
とても美しく重厚な寺だったが、大仏の像だけがなかった。
そこで信者達は有名な彫刻家に大仏の像を制作して貰うことにした。
彫刻家は山に上ると、大仏になるのに相応しい石を探した。
ようやく見つけた石は美しかったが大きすぎたため、彫刻家はそれを二つに割ると、早速片方の石に刀をあてて彫り始めた。
すると、彫られている石は彫刻家に向かって不満をこぼした。
[彫られるのは、本当に痛いし辛い。もう少し優しく彫れないのか?私は風雨を耐えてきたが、こんなに辛いのは初めてだ。あんたは私を大仏に彫るというが、本当なのか?]
彫刻家は答えた。
[忍耐がそのプロセスだ。もしお前が決心すればこの辛苦の後に必ず新しい世界が開ける。私を信じ、耐え続けなさい]
石は暫く考えると彫刻家に聞いた。
[いつ、その大仏は完成するのか?]
[たった今彫り始めたばかりだ。30日間耐えなさい。その後もし人々がお前の見栄えに満足しなければ更に彫り続け、仕上げに時間を要するだろう]
大仏の彫像になれたらどんなに素晴らしいだろうと石は考えた。
しかし、それに至るまでの苦しみは容易ではない。
二時間程痛みに耐えた後ついに我慢できなくなった。
[もう嫌だ。刀で私を彫るのをやめてくれないか。こんな痛みにはもう耐えられない]
彫刻家は仕方なく、もう片方の石を彫ることにした。
すると、この石はちっとも不満を漏らさない。
彫刻家は石に話しかけた。
[お前は痛くないのか?]
[私は簡単に諦めたりはしない]
[最初の石は、優しく彫ってくれと言っていた。お前もそう思うか?]
[いや、優しく彫られたら、彫像の見栄えが悪くなるかもしれない。そうすればまた彫刻のやり直しだ。初めから、きちんと彫ってくれた方が時間を無駄にしなくて済む]
彫刻家は石の強靭な意志に心を打たれ、懸命に大仏の姿を彫り始めた。
30日間の耐え難い苦しみの後、石は荘厳な大仏の姿に生まれ変わった。
間もなく大仏の彫像は寺の祭壇に置かれ、大勢の人々が毎日参拝に訪れた。
ある日、寺の石床となった最初の石が大仏に向かって言った。
[お前はどうしてそのような高い所におかれ、人々から敬われているのか。なぜ私は毎日、人々から踏みつけにされなければならないのか?]
大仏になった石は答えた。
[それは簡単だ。お前は容易な道を選び、石床になった。しかし私は苦を舐める道を選び、大仏になったのだ]
安易な道と苦難の道、どちらを選ぶかは自分次第。
いずれの道を選んでも、必ずそれに見合うだけの結果が待っているだろう。
大紀元日本より
[苦は楽の種、楽は苦の種と知るべし]
水戸黄門で有名な徳川光圀公の言葉♪
自分で選択できます♪
今日はゆっくりするか、もうちょっと頑張るのか?
休みの日だけど自分磨きに行くのか?
家でテレビを観ているのか?
自分で選択していきましょう♪
[運命とは偶然の問題ではなく、選択の問題である。それは、待つものではなく、自分の手で獲得するものである]
byウィリアム・ジェニングス・ブライアン(アメリカの政治家・元国務長官・政治学者)
このウラログへのコメント
決めたのは自分ですもんね。現状に不満を抱くなら、そこで何が出来るか考え、前に進んでいきたいです。
そう、自分がどうしたいかで、人が決めることではない。
でも、頑張り過ぎもダメが自分のモットー!(笑)
そうだね…楽しちゃ駄目ですね、軽い人間に成りたく無いから…修行かな
話はそれますが、平清盛によって、惨殺された、奈良の大仏様は、清盛に、どんな声を、かけたのだろう
自分の人生や物事は、自分で決める事は大事です。
キャストさん:ですね。人任せにはできません
管理貞操帯さん:何て言ったんだろう。いろんな考え方ができるような
ワンワン大王さん:私も頑張ります
ゆうき2さん:頑張りすぎず頑張るって加減が難しいね
sei23さん:ですね!私も頑張ります
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