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麗かな秋日和

2008年09月20日 08:39

麗かな秋日和

昼過ぎからプールに泳ぎに行ったのだがさすがに金曜の午後は夏休み中のガキどもも今は学校でその時の喧騒はなく静かに空いていて、25mのプールには若いカップル中年婦人が3人ほどしかおらず、一つだけコースを区切ってあるところは無人で、これをしめしめとそこでゆっくり500m泳ぎそのあと10分ほどサウナに入るということを3回繰り返した。

大人が立って膝ほどの深さの子供用プール川の流れのようになったプールもあり爺さん婆さん達も子供に混じってぷかぷか浮かんでおりのどかなものだ。 偽の椰子の木の下、ジャクジーにはでっぷり肥った爺さんと30代と見える男がのんびりと駄弁っているといった風景もある。 監視員達ものんびりとして夏休みにはガキどもに目を光らせることも幼児とその親の様子を観察することもなく流れる音楽に身を任せて退屈を持て余している風でも在る。 彼らが暇な分我々の泳ぎ方に目をやってこうしたらいいよ、というようなアドバイスも時々もらえるほどだ。

サウナピンクビキニをつけた20代中ごろと見られるブロンド美人に行き合わせた。 今の時間にのんびりとしていられるのは主婦か定年老人達ぐらいなものだがさまざまな職場労働時間シフトが融通の利くオランダであるけれど今の時期に市営の室内プールにくる10代後半から40代の人は少ない。 爺さん婆さんたちのサウナであれば四方山話に花が咲くのだが若い女性と二人きりの場合にはなかなかそうは行かず結局10分ほどいて彼女は出た。 湯気のなかではっきりとは見えず、その上老眼ときているから夜目遠目傘のうち、といわれるようなものだろうか、そのプロポーションのよさに見とれていて少し若返ったような気がした。

サウナのあと冷水を浴びてまた25mプールに入るのだがよく頭を冷やしておかないと水中眼鏡、いまはゴーグルというのか、そういうものが内側から曇るので念入りに浴びたのだがまだ冷たくはない。 同じ事を真冬の1月2月にするとうだるようなサウナの後でもさすがにぶるぶると震えるのだがプールに入ったときに水が少し温かく感じるようにするにはこれがいい。


大抵三種競技の40前半の男性とか昔水泳をやっていたような30代の女性なども時々きて同じコースで泳ぐのだが今日は静かだ。 先ほどのピンク女性は見えないから向こうの日光浴のライトの下で寝そべっているのかもしれない。 毎週見る70以上の鶴のような爺さんとでっぷりした婆さんが3回目にサウナに一人座っていると入ってきていつもの四方山話をぼそぼそとする。

2時ごろプールをでるとうらうらとした日和だ。 2,3日前の透き通った青空の午後は自分が育った大阪南部の11月中ごろの気候だったのが今日は10月の中ごろというところか。 自分の村で小さいときからダンジリを引き回していた頃の気候だ。 高校の友達の町の岸和田のダンジリの時期は先週あたりだったか、まだそのころは引き回しても汗ばむのだが10月中ごろの自分の村の爽やかであちこちで振舞われる冷酒の温かみで一層の力が入ったものだ。40年ほど前に比べて岸和田にしても自分の村にしても人が増え華やかになったものだと思う。

プールから家に戻って昨日の残り物のザワークラウトビールで朝昼兼用にして腹に入れ、買い物に自転車で町に出た。 濠にそって並ぶ木もそろそろ紅葉しかけて黄ばんだ落ち葉が緑の芝生に沢山落ちていたから午後7時半の麗かな陽射しの中でもそこだけは秋が進んでいるのを感じる。

この週末にかけて何日か日中14度、夜間8度ほどの晴れた日が続くと天気予報は言っている。

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