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刀は忘れても

2016年06月12日 23:08

吉田松陰さんがまだ少年だったころのエピソードを、ひすいこたろうさんの著書より紹介。


吉田松陰がまだ17歳の少年だったころ。
家庭教師、林真人先生のご自宅に住みこみで学んでいたときに事件は起きました。
松陰少年が寝ていたときのこと。
ふと目が覚めて雨戸のすきまを見ると、真っ赤なんです。
燃えている!火事でした。
松陰少年は飛び起き、寝巻きのまま、家のものを外へ持ち出し、運んではまた家に飛びこみ、できるだけ家のものを外へ運び出しました。
しかし、松陰少年はこのとき、致命的なミスを犯しました。
運び出すのを忘れてしまったのです。
ひそかに隠しもっていた大切な化粧ポーチを!
もってない、もってない!(笑)
もとい、運び出すのを忘れてしまったのです。
武士にとって、魂といえる「自分の刀」を。
林先生は松陰少年を叱ります。
「なんという不心得だ!刀は武士の魂である!」と。
武士にとって何があっても忘れてはいけない刀を忘れてしまったんです。
しかも、松陰少年が忘れたのは刀だけではありませんでした。
自分の服も、自分の勉強道具も、自分の持ちものは何もかもすべて忘れていたんです。
松陰少年が燃えさかる家から命がけで持ち出したのは
すべて
林先生のものばかりでした。

「THE BEST OF 3秒でHappyになる名言セラピー
ひすいこたろう著
ディスカヴァーより


自分にとっても、武士にとっても、「魂」というほどの大事な刀は忘れても、
うけた「恩」は忘れない。
だから、自分のものは一切運ばず、林先生のものだけをせっせと運んだのでしょう♪
ゲーテは言いました。
「忘恩はつねに一種の弱さである。
わたしは有能な人たちが恩知らずであった例を知らない」
また、キケロはこう言います。
「恩を受けた人は、その恩を心に留めておかなければならない。
しかし、
恩を与えた人はそれを覚えているべきではない」
自分はまだまだ恩を返していないな~、と反省するばかりですが、恩に気付き、恩を返し、恩を繋いでいきます(^_^)b


…恩というか、今日は一週間早めの父の日でした(母がそう決めたので我が家限定。夕飯はちらし寿司作ってお祝いしましたよ)。プレゼントは父本人の希望母の日と同じタイミングでバッグをプレゼントしましたが(早い)。
…今日はそういった明るいnewsもありましたが、暗いnewsもありました。人の命…何があるか本当にわからないものですね

このウラログへのコメント

  • RyuTa 2016年06月13日 03:37

    このログも、僕の最新ログとリンクしたぜっ

  • なな♪ 2016年06月13日 14:21

    RyuTaさん:こんにちは(*^^*)
    結構ログがリンクしてること多いですよね(^^)おもしろいな~

  • RyuTa 2016年06月14日 01:04

    赤い糸で結ばれているのかも…

    あっごめんなさいっ
    調子に乗りましたっ

  • なな♪ 2016年07月10日 23:45

    RyuTaさん:こんばんは。結構リンクしますね~(^^)

  • なな♪ 2016年07月10日 23:46

    RyuTaさん:赤い糸かぁ。RyuTaさん面白い方ですね(*^^*)

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