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成程話:リニューアルをやるときは
2015年03月15日 23:39
船井幸雄氏の心に響く言葉
これからの大きな変化に上手に対応するため、とりあえず現業で業績を向上させてください。
業績の悪い人、企業などが、考えること、実行することは、だいたいうまくいかないことが多いのです。
これが「ツキの原理」です。
ここ数年、業績が悪化したからというので実施された小売店のリニューアルは、90%以上が失敗していますが、これは悪いときに、悪いからというので、リニューアルを行うからです。
リニューアルをやるときは、とりあえず、その店の業績が前年比何十%かは伸びている状態にしてからおやりください。
“本音で流通問題を切る”
『未来を変えるクセづけ』海竜社
小売業や飲食業の人が自店を改装をするとき、「売上が下がったからリニューアルする」という人は多い。
店が古くなったのが売上が落ちた原因だ、という理由からです。
しかし、それは本当にそうなのか。
店が古くても繁盛している店は多くあります。
何事も、お金をかけてすることは物事の本質から外れてしまうことが多い。
店さえきれいにすれば繁盛間違いなし、と思い込んでしまうからです。
店が繁盛するかしないかは、店の本質的な魅力の有無にあります。
いくら外見を飾り、内装を豪華にしたところで、商品やサービスに魅力がなかったらお客様はやってこない。
本質的な努力にはお金はかかりませんが、面倒で手間と時間がかかる。
笑顔や挨拶一つにしても、全員が気持ちよくできるようになるには相当な努力と時間が必要。
まず、お金のかからない本質的で面倒な努力からする、というのが本筋。
船井流「長所伸展法」というのがありますが、これは、長所、つまり得意でツキがある部分に注目し、その部分を徹底的に強化すること。
まさに本田宗一郎の言う、「得手(えて)に帆を上げる」。
自分の得意技を生かし、勢いに乗って、それをさらに加速させる。
「リニューアルをやるときは、店の業績が伸びているとき」
業績が悪い時(ツイていないとき)は、本質的な努力をして自らの実力を蓄えるというのが、「ツキの原理」。
「ツキの原理」を大事にしたいですね。
このウラログへのコメント
日頃からの積み上げが大切なんですよね。
ドラスティックにやるときは、うまく行ってるときにしまーす。
morioさん:それがいいかもしれませんね(*^^*)
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