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ネットの印象的な話:帰ってくるな
2015年03月03日 23:53
…ネットで見つけた印象的な話…
高校を中退し、料理の世界に入った。
高校をやめるときは、親父と殴り合いのケンカをした。
「二度とそのツラ見せんな!」
半分勘当されたような状態になった。
悔しくて、住み込みで働きながら、必死に料理を覚えた。
右も左わからなかった俺は、コテンパンにしごかれた。
何度も辞めて帰ろうとしたが、その度に親父の言葉を思い出し、思いとどまった。
~俺には帰る場所はない。後ろに道はない。~
だから、必死になって食らいついていた。
8年経った頃には、ひと通りこなせるようになり、店長を任された。
店長としての初日、8年ぶりに親父に会った。
社長が俺の両親に連絡を入れていたらしい。
親父は相変わらずぶっきらぼうで
「おまかせで、なんか適当に出してくれ」なんて言っていた。
「はい。かしこまりました」と返事をして 自分が一番好きな、手の込んだ料理をコースで出した。
親父は母さんと一緒に黙々と食べていた。
「上手い」とも言わず、帰り際に「じゃあな」と一言。あっさり帰っていった。
こんなものか。
少しがっかりした。
後日母さんから手紙が届いた。
「先日はどうもごちそうさまでした。とても美味しかった。店長就任も素晴らしいわね。心から、祝福しています。
お父さんは、あの性格だから貴方には何も言ってないと思うけど、社長さんから連絡をもらったとき、すごく上機嫌で何を着て行こうかって、うるさかってのよ。
それから帰り道、泣いてたわ。
あんなに上手い料理を食べたのは初めてだって。
よかった・・・よかった・・・・って。
たまには顔出しなさいよ。
本当は、ずーっと心配していたんだから。
お父さん、あなたの働いているお店の前を『ドライブ行こう』って言って、何回通ったことか・・・。
お母さんもそうだけど、あなたのことを一日だって考えなかった日はないんだから。
またお店にも食べにいくからよろしくね。
母より」
涙が止まらなかった。
高校を中退した俺が、仕事でも逃げ帰ってくるんじゃないかと心配し、あえて突き放してくれたんだ。
ありがとう。
お父さん。
お母さん。
このウラログへのコメント
うちの息子にも言ってみたいが、、
怖くて言えない(笑)
こういう親
最近少なくなったね
強く言えない
ご機嫌とってるようにも見える親が多いようにも感じます
久しぶりに目から汗が・・・。
年なのか、親子の情の話には弱くなったw
父親にとって、子育てはとても辛い重労働。
お父さんの気持ち、痛いほど分かります。
幸せな親子ですね。
トキオさん:確かになかなか言えないですよね。時と場合と相手を選ばないと
もー、朝から反則やわー。
会社なのに泣いてしまった(T-T)。
オレもこんな親父になりそうやなぁ。
SYUZO-さん:子供の方が立場が強くなってますよね
hiro69さん:有難うございます♪泣いてもらえて嬉しいな
koujiさん:そうですね♪愛を感じます
morioさん:(笑)有難うございます♪素敵なお父さんなんだろうな
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