胆石の原因と予防 & 血液型の割合

【胆石ができる原因】
胆汁の中の成分のどれかが結晶化し、その結晶化した物が核となり、周囲にどん②層を成して大きくなっていくため。
では、その結石の核を作り出す要因にはどんなものがあるのか?
例えばコレステロール胆石の患者さんにはある典型的なタイプが。
「ちょっと太めで食べるの大好き、元気な40才以上のおばさん」

当てはまっていたら要注意。そうじゃない人で↓
・女性は男性に比べて1.5倍も胆石をもってる人が多い。
・40～50才以上の元気いっぱいで食欲旺盛な人(男女共)
・出産回数の多い人(妊娠等により女性ホルモンの分泌量が変化する事で胆のうの働きに影響を与えてるのではないかと考えられてます)
・肥満(高カロリーの脂肪分の多い食事ばかりしてると肥満になり、コレステロール胆石ができ易くなる)

でも、ここで注意しなければならないのはDiet。野菜しか食べなかったり極端に食事の量を減らすといったムリなDietをすると不足したカロリーを補充するのに体脂肪が使われ、血中コレステロールが増えたり、働かない胆のう内に胆汁がたまり、益々胆のうの状態が悪くなってしまう。又、同じ様な理由でムリなDietは脂肪肝の原因にも。
胆石全体の約70～80％にコレステロール胆石、残りの20～30％にビリルビン胆石が見られます。いずれにしても規則正しい、バランスのよい食事をとってれば、胆石の不安は少なくなっていく。

【胆石予防．大豆はバランス栄養食】

穀物や野菜大豆等をよく食べていた昔は本当に胆石は少なかったようです。
食生活が欧米化し穀物,野菜,大豆製品の摂取量が減り、そのかわり肉類が増えてきたので胆石を含む「生活習慣病」がとても増えてきました。

節分近いので今回は大豆について。
大豆が体にいいと言われますが、実際どんな成分がいいのか?
乾燥の大豆の場合、約30%はたんぱく質。この大豆たんぱく質は必須アミノ酸がバランスよく含まれた良質なもので、血中コレステロールの低下作用、肥満の改善効果等の生理機能があるといわれてます。
また大豆には脂質,炭水化物,食物繊維,カリウム,カルシウム,マグネシウム,鉄,亜鉛,銅,ビタミンE,ビタミンB1,葉酸等様々な栄養素が含まれます。
一方、大豆はコレステロールを全く含んでません。こんな事から大豆は自然のバランス栄養食ともいえる。
又、その他にも大豆には次のような成分が含まれてます。

○大豆レシチン(総コレステロールを低下させる→胆石の予防)
○オリゴ糖(ビフィズス菌を増殖させる作用が)
○大豆サポニン(抗酸化作用、またコレステロール等血中脂質を低下)
○イソフラボン(骨粗しょう症の予防や更年期の不調を改善)
では、大豆製品は1日どの位の量を摂取すればいいのか?

昔から食べ慣れている大豆製品ですが、最近は特に若い人たちの摂取量がとても少ないといわれてます。
1日80～100gは摂取したい大豆製品、1日1回は大豆製品を食べるよう心掛けたいですね。
もっと大豆製品を食べ、胆石を予防!勿論胆石の改善にも有効♪

＜大豆の加工食品＞
枝豆
もやし
煮豆(煮る事でたんぱく質の吸収率が大幅に増加）
煎り豆
きなこ
納豆
味噌、醤油
豆乳、おから
豆腐、油揚げ、厚揚げ等々。

…大豆製品やっぱ凄いな～。成分無調整の豆乳を偶に飲んでます♪…


『日本人の血液型の割合は?』

【ＡＢＯ式血液型】
・Ａ型:約４０％
・Ｏ型:約３０％
・Ｂ型:約２０％
・ＡＢ型約１０％

【Ｒｈ式血液型】
・９９.５％が陽性（＋）
・０.５％の人が陰性（－）

⇒ＡＢ型でＲｈ（－）の人は２０００人に１人の割合ということになります♪