目隠しの効果

今回は前回の日記で少し出てきた目隠しについて少し掘り下げます。

目隠しというのは、非常に分かりやすくアブノーマル感を得ることができて、ソフトSMの定番ですね。
実際、私も相手の方に目隠しをする機会は非常に多いです。

目隠しは次に何が来るかわからないどきどき感を得られる無二のアイテムで多くのMの方が好まれますね。
こういうどきどきこそSMの醍醐味ですね。

また、どきどき感とは別のもうひとつの効果として、とても恥ずかしがりなMの方の場合、目隠しをしたほうが恥ずかしさが緩和され、より大胆になれるようです。
普通のプレイの時に恥ずかしがってなかなか思いきったステップに進めない方の場合、とりあえず目隠しだけしてみたところと、それだけで大胆になれると言われたことがあります。

しかし、目隠しが必ずしもよい効果を与えてくれる訳ではないということもあります。

Mの方のなかには、恥ずかしい格好にされている自分や感じている自分の表情を目の当たりにすることで興奮する方もいます。
この場合は、目隠しはむしろ邪魔な存在になります。

私の場合、鏡がある部屋であれば、あえて目隠しは使わずに責められている様子をしっかり見てもらうことも取り入れることが多いです。
単純に見つめあいながらのほうが興奮される方もいますので、このあたりは色々と反応をみながらですね。
もし、ソフトSMで目隠しと必須と思われている方がいたら、是非一度試してみて頂きたいです。

なにもSMというのはMがなすすべなくSに責められるものではありません。
私としては、Mの方が最も興奮し心を解放できるようにすることがSの責任であり、そういう視点で目隠しも効果を見て使い分けて、より良い時間が過ごせるようにしようと考えています。

なお、利用する目隠しですが、これは別にSM専用のものを用意する必要はありません。
ただ、タオルでは中々長さが足りずに苦労するので、事前に簡単なものを手に入れておきます。
個人的なおすすめはネットカフェなどで安眠グッズとして売られているもの。価格も100円程度で買えますし、物によっては耳栓とセットになっています。
この耳栓というのもなかなか優れもので、目隠しに慣れたひとでも、音まで奪われると程よい緊張感を得られて興奮されるようです。触覚に意識が集中するんですね。
目隠し自体も安眠用ですから遮光性は問題なく、素材も柔らかく十分に役割を果たしてくれます。
何よりも手に入れやすくコンパクトというのがいいです。
もちろん、100均のものでもOKですが、あまりセットのものはありません。