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いい話…愛情を注ぐという経験
2012年03月19日 20:37
岡本一志氏の心に響く言葉より
日本では刑務所を出所した人のなんと4割が再犯で戻ってくるという深刻な問題があり、アメリカでも同様の問題があるそうです。
そのアメリカでは刑務所で囚人たちにあるプログラムを導入したところ再犯率が劇的に下がりました。
プログラム導入後、15年間、誰も再犯で戻ってこなくなった刑務所もあるそうです。
そのプログラムとは囚人一人ひとりに犬の面倒を見させ、寝食をともにして世話をさせるというもの。
殺人や殺人未遂という重い罪を犯した人達は自分以外の人や生き物に愛情を注ぐという経験に乏しい人が多いのです。
愛情に恵まれない不幸な家庭環境に生まれたことで、そうならざるもえなかった受刑者もいるのでしょう。
その受刑者達に捨て犬や虐待を受けてきた犬、このままでは殺処分されてしまう犬たちの面倒を3ヶ月間見させます。
そして3ヶ月後しつけや行儀が身についた犬は里親の元に引き取られていくのです。
犬との触れ合いの中で受刑者たちは思いやりの心を取り戻していきました。
19歳の少年はこのように語っていました。
「俺は自己中心的な人間で他人にも関心がありませんでした。ところが、犬として接して分かったのは犬も人間も感情を持っている。相手のことを思いやることが大事だと分かった。この子を素晴らしい犬にすることで飼う人を幸せにできます」
そして3ヶ月後、犬との別れがやってきます。
「自分が飼いたいけど、この子が幸せになるなら嬉しい」
「犬はここに来なければ安楽死させられていた。幸せになってほしい」
涙を浮かべて犬の幸せを願って見送る受刑者達にはかつての凶悪な面影はありませんでした。
他人の為に役立つことができる人間になりたいと社会への復帰の意欲をそれぞれに語っていました。
誰かを思いやるという力は殺人や殺人未遂という重い罪を犯した荒れ果てた受刑者たちの心をガラリと生まれ変わらせたのです。
『幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く』1万年堂出版
自己中という、何事も自分中心に考える自分勝手な人、利己的な人が近年増えてきた。その性格を治す方法があるとか。それが自分以外の人や動物に愛情を注ぐこと。動物に愛情を注ぐとは見返りを求めない献身的な愛で、思いやる気持を持つこと。それは時として自己犠牲をも伴う。
『幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く』
愛情のタネをまけば愛情が返ってくる。
このウラログへのコメント
阿木さん:そうですね
それを知らないと…
「目からうろこ」の状態です・犯罪者のこころってわかっていなかった
いまおしえられました！ありがとう！
他の物を慈しむと言う行いが、自己の生命を変革した証明。人間の生命の中には無限の広がりが有るて聞いた。
なださん:まだ知らない可能性もきっと沢山あるんだと思います
秀55さん:いえ。こちらこそ有難うございます
まさうえもんさん:そうですね。育てられるようになれば中身もかなり変わりそう
食事に困らないから、ワザと再犯をします。日本にいる支那の犯罪人は、追放しないと、税金の無駄遣い
管理貞操帯さん:食事の関係で再犯する人も確かにいますね。
はじめまして。
いい話ですね。
アメリカの話はこの本に載っているんですね？
読んでみたいです。
koujiさん:有難うございます
興味あれば是非読んでみるとまた違う感じ方もできるかも
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