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少し成程話:世界を平和にするのは誰か?
2015年02月18日 22:49
世界を平和にするのは誰でしょうか?
立花大敬先生の「銀杏の樹」という詩が響きました。
ある老経済学者が 世界の行末(いくすえ)を案じながら 庭を散歩していました。
黄葉の銀杏の樹に「世界を平和にするのは 誰だろうね」と、ふとたずねました。
すると、銀杏の樹から答えが帰ってきました。
「世界を平和にするのは政治家でも軍人でも学者でもないのだよ。世界を平和にするのは、毎日の生活を喜びをもって淡々とおくっている人たち、思いやりと愛をもって縁ある人と接する人たち、こんな人たちによって世界は支えられ、保たれているのであるし、こんな人たちによって世界の平和は実現されるのだよ」
「大敬詩集」
立花大敬著
本心庵より
お茶をいれると、1杯目のお茶は、甘みがあります。
2杯目のお茶は、渋みがあります。
3杯目のお茶は、苦みがあります。
4杯目のお茶は、うすい色のついた、甘みも渋みも苦みも殆どない出がらしです。
茶聖といわれる千利休は、この四杯目以降のお茶の味を「淡味(たんみ)」といいました。
そしてこう言います「この淡味のよさがわからない限り、お茶は永久に理解ができない」
千利休が言いたかったのは、「淡味を知ることは、感謝を知ること」
茶器や茶葉が良い悪いと言っているうちはまだまだ。
淡味、つまり味も素っ気もないものを「これはいい!」と思えるかどうか。
淡々と過ぎていく日常に、「幸せだな~」と思えるかどうか。
どこかに旅行に行かなくても、特別な料理を食べなくても、有名人に会わなくても、いつもの朝が来て、いつもの人と会えて、いつものものを食べれて、いつものように眠りにつけることが、どれだけ幸せなことか。
世界を平和にするのは誰か?
それは、淡々と生きる私たちだったのですね♪
このウラログへのコメント
僕たちが何かを変えると言うよりは
僕たちが何かを受け入れる、感じる
って感覚なのかな?
( ̄ー ̄)
SYUZO-さん:そうなのかもしれない。
高橋ジョージは、昔は良いこと言っていたんだけどな。
なんでもないようなことが、幸せだったと思う。
morioさん:そうですね。恵まれすぎると段々変わってしまいやすくなるのかな?
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