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ネットの気になった話、3つ

2014年05月18日 08:59

[言えなかった ありがとう]
一宮市の森さん(61)が小学1年のとき、母親再婚した。
「お父さんは長いことアメリカに行っていて、今度帰って来たんだよ。だから一緒に住めるようになったの」と言い、新しい家に連れて行かれた。
森さんは、新しい父親に懐けず母親を困らせた。
幼いながら、実の父親ではないことを感じ取っていたからかもしれない。
しかし、それ以上の理由があった。
義父は外国航路商船の船員で、1年に40日しか家にいないのだ。懐けないのも仕方がなかった。
高校1年のとき、森さんは戸籍謄本を見て実の父親でないことを知った。
すると、急に感謝の気持ちが湧いてきたという。
「自分の子でもないのに育ててくれてありがとう」
何度も何度も言おうと思ったが、言いそびれて時が過ぎた。
高校3年の夏のことだった。
休暇を終えて再び10ヶ月の航海に出掛けるという朝、「今度こそ言おう」と心に決めていた。
ところが、その日に限って寝坊してしまった。
起きると両親の姿はなかった。慌てて顔も洗わずに外へ飛び出す。
母親が父親のトランク自転車の荷台に積んで、手で押さえながら押して行くのが10メートルほど先に見えた。
でも、走り寄って「ありがとう」と言うことができない。
それに気付いた両親が手招きするが、涙があふれて追いつくことができない。
そのまま父親は駅からタクシーに乗って旅立ってしまった。
10ヶ月後に帰国した時、あらためて口にしようとしたら、「言わんでいい」と言葉をさえぎられた。
その後も、何度も機会はあったのに言えなかった。
森さんは20歳で結婚した。
婚礼の前の晩、手をついてあいさつしようとすると、「何も言わんでいいぞ、早く寝ろ」と逃げるようにして拒まれた。
照れがあったのだろう。その父親が亡くなって32年になる。
森さんは言う。
「心では分かり合っていたと思いますが、とうとう言葉に出して言えなかったことを後悔しています。私が天国に行ったら、一番に『育ててくれてありがとう』と言って抱き締めたいです」


[スーパータクシー運転手]
私はいつも車で移動するのですが、久しぶりにタクシーに乗る機会がありました。
私は普段タクシーに乗らないので、若干タクシー運転手の方が、どんな人かなーとか、運転荒くないかなーとか考えて、なんか気にしてしまいがちです。。
そんな気持ちでタクシーにのりました。
そしたら、とっても気さくな40代ぐらいの方でした。
その方はタクシー運転手になって、まだ2ヶ月だそうです。
乗ってすぐに、お名前の印鑑が押された名刺を頂きました。
何か忘れ物してしまった場合、こちらの番号に電話してくださいね?
って言ってくれました。
タクシー運転手の方も、運転手になる前に、運転手さんの接客や、忘れ物でいやな思いしたことあるから、こうやって、名刺を渡して、安心してお客さんが乗れるように、っておっしゃっていました。
そういった呼びかけを始めて、忘れ物する人は、今のところ、ほとんどいないそうです。
その日は、雨が降っていて、運転手さんが、雨の日に、乗って、傘をお持ちでない方には、100均の傘一本あげてるわけさ?
100均の傘5本買って、傘をタクシーにおいてから、持ってない人にくばってるわけさ?
心配しないでねーこれは、私のお金で買ってるんじゃなくて、お客さんが、自分にくれた10円20円やおつりを500円になるまで貯めて、貯まったら、100均に買いにいってるわけ?
それを、雨の日に乗った、困ってるお客さんに渡してる?
でもみんな気使ってから、もらわんこうとするから、そういう方には、今度どこかで雨降ってるときに、傘持ってなくて、困ってる人見かけたら、この傘を渡してあげてくださいね?そしたらもらってくれるでしょ?笑
って言って配っているそうです。
この話を運転手さんから聞いたあと、私は、とーってもあったかい気持ちになりました。
この運転手さんは、みんながうれしい気持ちになれるようなキッカケをつくってるな?って感動しちゃいました。
おじさんが配ってる傘のように、素敵な気持ちをみんなでシェアバトンタッチしたいと思い、投稿させていただきたいと思います。


[手をつないで死を迎えた90歳超え夫婦]
米国のアイオワ州で、結婚72年になるイーガー夫妻が病院のベッドで手をつないだ状態で1時間のうちに亡くなった。
家族によれば、夫ゴードンは94歳、妻ノーマは90歳。
ノーマが高校卒業した1939年5月26日、ふたりは永遠の愛を誓った。
「かなり古くさい考えですが、両親は死ぬまで一緒だって信じていたのです」と、4人姉弟の末っ子デニス・イーガーさん。
一方、長女のドナ・シーツさんは、「72年添い遂げるなんて素敵なことだけど、これは例外でしょうね」と述べている。
家族によれば、ノーマは夫と離れたがらず、72年間ほとんど夫と一緒にいたとのこと。
「両親はただ一緒にいたかったのです。ときどきはケンカすることもありましたが、それでも父は『ワシは妻が離れない限り、自分も妻のそばを離れない。おそらく妻だって同じことを言うはずだ』と言ってたものでした」
デニスさんによれば、夫婦は先週の水曜日に街へ出かけその途中で事故にあったとのこと。
マーシャルタウン病院の集中治療室でも、看護師たちはゴードンとノーマが離れないということを分かっていた。
看護師は、ふたりを同じ集中治療室にいれてくれたのです。彼らはICUで意識のないままずっと手をつないでいました」
ゴードンは家族に見守られ、妻と手をつないだまま午後3時38分に息をひきとった。
「本当に奇妙なんですが、心臓モニターが動いたままだったので、父が亡くなっても、何が起こったのか分かりませんでした。なぜ息をしていないのに心臓が動いているのか?看護師が確認したところ、母と手をつないでいるので、母の心音が伝わっていたのです」
そして午後4時38分、ゴードンが亡くなってちょうど1時間後に、ノーマも息をひきとった。
月曜日葬儀では、ノーマとゴードンは手をつないだ状態で棺桶に入った。
家族は、そのまま火葬して、灰を一緒にしてあげるつもりだと述べている。

このウラログへのコメント

  • SYUZO- 2014年05月18日 11:01

    産みの親より育ての親
    血縁なんかより過ごした時間それに対する感謝の気持ち
    絆ってそういうものですよね

  • なな♪ 2014年05月18日 23:21

    SYUZO-さん:そうですよね一緒にすごした長さの方が…

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