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成程話:諸行無常の響きあり
2014年05月15日 22:40
平家物語の冒頭文、中学生のころに習った記憶がありますが、あらためて詠むと深い気付きがあります。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず。
ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ」
現代語訳は、
「祇園精舎の鐘の音には、すべてのものは常に変化し、同じところにとどまることはないという響きがある。
沙羅双樹の花の色は、盛んな者も必ず衰えるという道理を表している。
思い上がって得意になっている人も、その栄華は長くは続かない。
それはちょうど、(覚めやすいと言われている)春の夜の夢のようである。
勢いが盛んな者も最終的には滅んでしまう。まったくもって風の前にさらされて散っていく塵と同じである」
出会いがあったなら、必ず別れがくる。
形あるものは必ず朽ちる。
生まれたからには必ず死ぬ。
だからこそ、出会いを大切にするし、壊れるモノだからこそ大切に扱うし、必ず死ぬからこそ、時間を大切にします。
もし別れがこなかったら?モノが壊れなかったら?誰も死ななかったら?
この人生を真剣に生き切れるだろうか・・・
自分も相手も有限だからこそ、相手を想う優しさだったり、自分の使命に必死に生きるのではないでしょうか。
成功者と言われる多くの方の特徴として、「大病を患ったことがある」もしくは「身近な人の死」というものがあるそうです。
どちらも死を意識します。
時間が有限だということを突き付けられます。
もちろん、大病を患わなくても、身近な方が亡くならなくても、皆に死は訪れます。
諸行無常の人生、何のために誰のために、使命、志、命、生き切ります。
このウラログへのコメント
無常というと、儚さとして解釈されますが、本来は原因と結果の原理で常に変化する宇宙のダイナミズムですね
koujiさん:色んな考え方ができそうですが、考えさせられる話ですよね
有限を慈しみ過ぎて身動きがとれなくなることもありますからね
そこは気を付けないとね
(  ̄▽ ̄)
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