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少し成程話:得意分野に時間とエネルギーを集中する

2014年05月02日 23:19

泉正人氏の心に響く言葉

能力を伸ばすとき、ゼロのものを無理やり伸ばすよりも、自分の好きなことや長所を伸ばしていくのが、時間的価値を高めるときには有効です。
その長所と好きなところが同じであれば、さらによいでしょう。
まず、自分の何が長所か見つけてみましょう。
わからなければ友人に聞いてみたら良いと思います。
1つの基準として、あなたの周りにいる100人には負けないほどの「何か」を見つけてみましょう。
何千人、何万人規模の広い視点から見ると、自分と同じような人は何人もいるかもしれませんが、「100人いる中で、これだけは絶対に負けない自信がある」というものが長所になります。
長所が見つかったら、次に「掛け合わせる使い道」を考えます。
そこを間違えると、せっかくの長所を生かせなくなるからです。
タイピングが普通の人より2倍早い人なら、普通の人が1時間打って1000円の分量だとすれば、2倍打てる人は2000円の分量、つまり2倍の時間的価値になります。
それだけでもすごいことですが、それに付加価値をつけることができれば、その長所をもっと生かすことができるはずです。
タイピンだけなら2倍の時間的価値の人が、システムエンジニアの知識を身につければ、普通の人の5倍に匹敵するような時間的価値にも膨らませることができます。
つまり、自分の長所を何と掛け合わせると大きく伸びるのかを、考えてみるのです。
自分の長所を単に伸ばすだけでなく、どこに活かせるかが重要になってきます。
ビル・ゲイツが成功の秘訣について「自分が最も力を発揮できる範囲を見極め、そこに時間とエネルギーを集中することである」と言っているように、自分の優位性に対して集中的に時間とエネルギー投資することによって、将来的に時間的価値を高め、自由な時間が増えてくるのです。
ただ、自分の好きなところや得意なところの視点だけで見ていると、たまに方向性を間違ってしまうことがあります。
それは、自分は得意としている能力なのに、誰も必要としていない場合や、そこにお金としての価値を見いだせない場合です。
時代の意見や流行もみて、どこに自分の時間を投資するのか判断しなければなりません。
哲学者アリストテレスが、「世間が必要としているものと、あなたの才能が交わっているところに、天職がある」と言っているように、周りを見ず自分の得意なところを伸ばそうとするのではなく、「自分の能力が今の社会にどう必要とされているのか」を客観的に見つめなおし、考えることも大切だと思います。

タイムデザインフォレスト出版


得意技は、一本歯ではなく二本歯の方がいい、と言われる。
一本歯とは、天狗がはくといわれる一本歯の天狗下駄のこと。
つまり、一つの分野だけでなく、さらにもう一つ深い得意分野を持っていると強いということ。
昔なら、一本歯でも勝負できたが、多様化し成熟している現代ではかなり難しい。
一つの分野に強い人は世に多くいるが、それが二つあり、しかもそれが掛け合わさるとかなりのオリジナリティが出る。
「得意分野に時間とエネルギーを集中する」
力は分散せず得意分野に絞ること。
世間が必要としているものを見極め、得意分野に時間とエネルギーを集中したい。

このウラログへのコメント

  • kouji 2014年05月02日 23:46

    「得意」と「好き」とは必ずしも一致しないですネ
    本当に得意なものは体験してみて初めて気付くようです。

  • SYUZO- 2014年05月03日 00:17

    得意なことの時間的価値
    ってとこが
    難しいですね

    得意なことなら沢山あるんだけどな
    (^_^ゞ

  • なな♪ 2014年05月03日 00:20

    koujiさん:得意だと言い切れる物なかなかないですよね

  • なな♪ 2014年05月03日 00:21

    SYUZO-さん:得意なことが沢山!なんて羨ましい!!

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