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少し成程?話:ゆとりある武士を誉めよ
2013年02月22日 09:33
山口智司氏の心に響く言葉より
豊臣秀吉は貧しい農民の子供でありながら、織田家の重臣として出世を重ね、天下人にまで上りつめた戦国大名。
戦において優れた才能を発揮した秀吉は1590年、北条家の居城である小田原城を攻撃。
戦が長引く中、6万6000人程度の北条に対して20万以上の兵を誇った豊臣方には余裕があり、芸事にうつつをぬかす大名や土を耕して青菜を植えさせている大名まで現れた。
たるんだ連中に厳罰をと側近が秀吉に報告すると、秀吉はこう言った。
[あの連中は、ゆとりをもって戦場に臨んでいるのだ。立派なものだ]
秀吉は戦場で殺気立つことは1度もなく、秀吉の陣営はいつも笑い声が絶えなかったという。
秀吉は合戦一途になることを戒めながらこう言った。
[戦場でゆとりある武士を誉め讃えよ]
一方で秀吉は戦場で失敗した武士への罰は厳しかった。
全ては結果、なのである。
『壁をブチ破る天才100の言葉』彩図社
スポーツの試合で選手が必死の形相をしていないと怒る監督がいる。試合前に笑い声が出たりすると真剣さが足りないと思ってしまう。
でも、陸上競技では[笑いながら走れ]という指導法がある位リラックスすると不思議に記録が出るという。
真剣と深刻とは違う。
ことにあたって真剣さは必要だけど、深刻になってはいけない。
切羽詰まった時程ゆとりがあるといい。
このウラログへのコメント
とにーさん:確かに、ゆとり…どんどんなくなりますね
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