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少し成程話:仕返しや脅かしではなく

2013年01月18日 22:37

少し成程話:仕返しや脅かしではなく

ジグ・ジグラー氏の心に響く言葉より

[近いうちに仕返ししてやるからな]という言葉を私達はよく口にする。
こう言って相手を脅かしたり、また実際に仕返しに及ぶこともある。
問題は他人に仕返しをするという考えでいる限り決して相手の先には行けないということだ。
まだベルリンの壁が存在していた頃のこと。
ある日、何人かの東ベルリン市民が、当時反目しあっていた西ベルリン市民達にちょっとした<贈り物>をすることにした。
ダンプトラックごみ煉瓦屑、石ころ、廃材、その他ありとあらゆるがらくたを積み込むと、壁の向こう側に運んでいって荷を下ろしたのだ。
当然西ベルリン市民は激怒して、<仕返し>をすることにした。
この時幸いそこにいあわせた一人の賢い人が怒る人々の間に割って入り、正反対の提案をした。
その結果市民達はダンプトラックに食料(東ベルリンでは不足していた)、衣類(これもまた不足)、医療品(これはもっと不足)、その他の生活必需品を山のように積み、境界を越えて東ベルリン側に入ると、注意深く全ての積荷を下ろした。
そしてこうメッセージを残した。
[それぞれができる範囲で与え合うことです]
西ベルリン市民教育者指導者でもあったブッカー・T・ワシントンの[私に憎しみを抱かせることで私の心を狭くし、魂を堕落させる人間を私は許さない]という信条を文字通り行動に移したのだ。
ベルリン市民が必要な品々を贈られた時、感謝の念と同時にどんな気持を味わったかを考えると、思わずにやりとしてしまう。
自分達のとった態度に幾分ばつの悪い思いをしたのは間違いない。
人をやりこめたい時は親切で、悪に対して同種のお返しをするなかれ。心を大きく持つことだ。
人に与えてもなくならないもの、それは貴方の言葉、笑顔、感謝の気持である。

逆境は成功のもと』日経BP


ある時、門弟がどんどん増えているお釈迦様のことを苦々しく思っていた別の宗派の僧侶が、悪口雑言を浴びせた。
その時静かにお釈迦様はこう言った。[友人を家に招いて山の様な食事を用意していたが、そのお客が食事をしないで帰ってしまったとしたらその食事は誰のものになるだろうか。それは当然、その家の主人の物となる]
その後続けて[それと同じで、君の悪口は受け取らないから自分で持って帰って下さい]と。
悪口に対して悪口、非難に対して非難をすれば、それはどんどんエスカレートする。これは個人対個人だけの問題ではなく、国と国との関係でも同じ。
どんな悪口雑言も受け取らなければ相手のものになる。そしてその上、仕返しや脅かしではなく…親切や思いやりや感謝で返したら、その後きっと素敵な事になる

このウラログへのコメント

  • エース 2013年01月18日 23:28

    はじめまして。
    確かにそうかと思います(笑)

  • なな♪ 2013年01月19日 23:55

    エースさん:コメント有難うございます。コメント嬉しいです

  • なな♪ 2013年01月19日 23:57

    ハートフルけんじさん:ですよね。欲や怒りばかりになるとギスギスした感じになってしまう

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