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ネットの印象的な話:愛犬のお話
2012年11月15日 09:14
11年間飼ってた愛犬がなくなった。
死ぬ前の半年間、自分はろくに家に帰ってなくて、世話も殆どしなかった。
その間にどんどん衰えてたのに、あまり見ることも触ることもなく、その日を迎えてしまった。
前日の夜に、もう私とは殆ど会話がなくなっていた母が兄と一緒に私の部屋にきて[もう、動かなくなって、息だけしてるの。目も開いたままとじれない。最後だからお別れしてきなさい]と泣きながら言ってきた。
そこまでだったなんて知らなくて、びっくりして下に下りていったら、炬燵に横たわってた。
ほんとに息だけしかしてなくて、段々息も弱くなってるのがわかった。
怒りっぽい犬で、触るだけで唸るのに、その日は、何も反応がなかった。
母と兄と、3人で、泣きながら朝まで見守った。
結局次の日、単身赴任の父が帰ってきてすぐ息を引き取った。
父のことが大好きだったから、きっと待ってたんだと思う。
家族全員揃うのを待ってたんだなって思う。
死ぬ間際に飲んだ水は凄く美味しかったよね。幸せだったよね。
何よりも、本当にろくに家に帰らず遊んでばかりいて、あなたの世話をしていなかったことを悔やんでる。
父も母も兄も泣きじゃくる中、あたしは後悔ばかりが心に残って、あまり泣くことも出来なかった。
おまえが死んでから、お母さんとも会話するようになったよ。
今までお母さんの話し相手はおまえだったもんね。
おまえのお陰で自分がどんなに親を悲しませてたかわかった。
犬にまであたしのこと相談するくらい、お母さん悩んでたんだね。
おまえが死んでふさぎがちだった母も最近元気になったよ。
安心して眠ってね。
昨日、死んでから初めてあなたの夢を見ました。
朝起きて、泣きました。
本当にありがとう。ばいばい。
~~~
色んなことを考えさせられました
このウラログへのコメント
私も昔犬を飼ってました。
「マメ吉」が死んだ時は辛くてもう犬は飼わんと決心。
伴侶ですね!
松山市の河内人さん:やっぱりペットというより家族ですよね
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