- 名前
- なな♪
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 下ネタは受け付けてないのでメール頂いてもそれに関してはお返事できないかも。 メールや...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
成程話:足下を掘れ、そこに泉あり
2012年11月07日 13:43
凄く腑に落ちる話。
ある晩、鼠が桶の中に落ちた。
飛び上がって出ようと、最初は大いに努力したが、桶が深くてとても無理だった。
そこで今度は、桶の側を食い破って出ようとかじり始めた。
暫くやっても、どうも側の木が厚くて硬くて食い破れそうもない。
慌てた鼠は場所を変えてまたかじる。
ところが、やっぱりだめだった。
そこでその場所を諦めてまた次の場所に移った。
しかし、ぶ厚い木は、中々食い破れそうもなかった。
散々に報われることのない努力をした鼠はとうとう明け方近く、心身共に疲れ果てて、虚しく死んでいった。
初めかじり始めた箇所を最後までかじり続けておれば、桶の側の板に、通りぬける穴ができたものを。
世間にはこの鼠を笑えない人が多い。
一つのことに失敗して、また他のことに失敗し、転々と自分の仕事を変えてゆく人は薄志弱行といわれる。
もっとも、人間というものは強いものではない。
迷うことなく自分の道に進んでゆくということは中々に難しい。
固い意志とたゆまぬ努力が必要だ。
迷えば迷う程努力がむだになると知ったら、最初に熟慮して決断し断固努力で突きぬけるがよい。
入り口の方はとても入る余地のないようにこんでいる満員電車でも、奥へ入ってゆけば案外すいているものだ。
入り口がふさがっているからといって、断じて絶望してはならない。
西洋の、ことわざにあるではないか。
『転がる石には、苔が生えぬ』
[新装版 光に向かって100の花束]
高森顕徹 著
1万年堂出版より
短期的にみたら、掘る場所を変えるのは得策かもしれないけど、長期的にみたら、あまり得策とはいえません。
その穴を深く掘る!
凄く大切なことだと考えさせられました♪
[足下を掘れ、そこに泉あり]
byニーチェ(ドイツの哲学者)
このウラログへのコメント
-Q-さん:そうだね。まずは少しつらいの我慢してやってみることかな?
コメントを書く