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少し成程話:良い男選びの条件

2012年11月04日 19:25

磯田道史氏の心に響く言葉より

小林一三(いちぞう)は阪急電鉄の創設者。
沿線を総合開発する鉄道経営法を編み出し、日本中の鉄道会社が彼の経営を模倣した。
更に演劇や映画を企業化するノウハウを独創。
宝塚少女歌劇も始めた。
小林宝塚舞台に惜しい女優でもその結婚引退を引き止めなかった。
良い結婚相手の選び方まで指南している。
小林のいう[良い男選び]は簡単だ。
どんな職業でもいい。
結婚相手はその仕事自体が好きなのか。
成功したい出世したいからやむなく仕事をしているのか。
そこを見ろ、といった。
出世や成功を目的に働く人は、勢い不平が多くなる。
<自分の職業を重荷の如く考へて、その辛さ、苦しさ、割の悪さを並べ立てるやうな青年を決して選んではなりません>
自分の職業が好きで楽しみ夢中になって働く人を選べ。
ただ、仕事ばかりの人は人間生活が狭くなるからいけない、とも言った。
趣味の広い人がいい。
1つの趣味に凝り固まって他に見向きもしないのは無趣味と同じ。
<趣味の広い青年は家庭生活を楽しむことのできる青年です>といっている。
結婚相手の選び方など人それぞれだろうが、楽しく働いている人の方が相手に選んで幸福な生活を築き易いのは確かだろう。
『良人(おっと)を選ぶなら、自分の職業を楽しんで、邪念なく、朗かに働く青年を選びなさい』(小林一三)

日本人の叡智』新潮新書


これは、良い男や良人(おっと)を選ぶ為だけの基準ではありません。男女や年齢を問わず、友人や付き合う人を選ぶ時の大事な目安でもあります。会社員であろうが、経営者であろうが、今携わっている仕事に楽しみや面白さを見つけられなければ日常の生活や友人関係においても楽しさを見つけることはできないと思う。欠点やあら探しばかりする人はどこへいっても同じ事をする。夢中になって時間を忘れる程仕事に熱中する。
しかし、それだけではダメで、趣味も含めて広範囲の事柄に興味や関心がある。
すると、余裕ができて、邪念なく朗らかに働くことができる。
自分の職業大好きで夢中になって働く、視野の広い人間でありたいな。

このウラログへのコメント

  • フラッシュ 2012年11月05日 02:51

    いいお話ですね!

  • なな♪ 2012年11月05日 02:56

    フラッシュさん:有難うございます

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