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成程話…走りたいんだろ?
2012年03月16日 14:55
[しなければならない]を[したい]に切り替えた方がいいそうです。
[アフォメーション]
ルー・タイス著
苫米地英人監修
田口未和 訳
フォレスト出版より
以前、キプキョゲ・ケノイというケニア出身の長距離ランナーのコーチを務めたことがありました。
彼はモントリオール・オリンピック出場を目指していた所で、レースの最終ラップ、最後の400mになるといつも経験する激痛に打ち勝つ為に何か心理学的な訓練法はないか知りたがっていました。
私は彼に尋ねました。
「レースのそのポイントに差しかかった時何を考える?」
「後400mも走らなければならない、と思います」
[しなければ]を基準に考えることで、自ら痛みの原因をつくり出していました。
そこで私は言いました。
「解決策はあるよ。でも、君はそれを嫌がるかもしれない」
「教えて下さい。どんな方法ですか」
「最終ラップに入って、最後の400mを走らなければならないと分かったらそこで止まるんだ。走るのをやめるんだよ。そこで止まってトラックの内側に座り込むんだ」
キップは言います。
「そんなの、ばかげてます。座り込んだらレースで負けてしまうじゃないですか」
「そうだ。でも、少なくとも君の肺は苦しくなくなる」
「僕が何の為に走っていると思っているんですか?」
「全く分からないな。いいかい?私が走らないことは知っているだろう?私だってあの痛みは我慢できないさ」
「僕が走るのはモントリオール・オリンピックで勝てたら牛が貰えるからです。僕の国ではそれで随分金持ちになれるんです。家族は僕をアメリカの大学に送る為に自分たちの生活を犠牲にしてきました。だから僕は家族の為にも国の為にも金メダルをとりたいんです」
私は言いました。
「じゃあ、黙って走ったらどうなんだ?君は走る必要はない。でも走ることを選んだ。私になぜ走りたいかを話した。それは君自身の考えだ。本当は無理して走る必要などないんだよ。レースを終える必要なんてないんだ。いつだって止まることができるんだ」
「僕は走って勝ちたいんです」
「じゃあ、それに気持ちを集中しろ。『したい』『選ぶ』『好む』を忘れずに練習しなさい」
走らなければならないんじゃない、走りたいんだろ?
仕事をしなければならない?否、本当は仕事をしたいんだ!…なんてね♪
[しなければならない]思考だと行動はスローダウンするそう。その質は必要最低限のもので、結果も最低レベルのものにしかならないと。[したい]に変えていけたらいいね♪[したい]強い理由が大切♪
「高く登ろうと思うなら、自分の脚を使うことだ。高い所へは他人によって運ばれてはならない。人の背中や頭に乗ってはならない」
byニーチェ(ドイツの哲学者)
このウラログへのコメント
目から鱗でした。勉強になります!
ハーフマラソンで20キロを過ぎて、あと1キロ走らなければならないと思ったらとたんに苦しくなりました。
さあさん:何の話なんだか
ティムヘスさん:しなければというのとしたいというのでは大きく違ってきますね
まさうえもんさん:オカメインコ?
べーすけさん:有難うございますコメント嬉しいです
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