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成程話:“Alone”じゃなく“All one”

2017年03月24日 00:00

日本一起業家渋沢栄一”さんの話。


幕末から明治期にかけて活躍された資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一さんが、貧しい人や、浮浪少年などの世話をする施設である「養育院」をつくったことがあるんです。
そこに収容される人物たちを長年観察していると渋沢さんは一貫した特徴があることに気づいたといいます。
彼らの共通する特徴は、「常に自分の都合だけを考えている」ということでした。
普通、自分だけよければいいと思っていたら、自分のことくらいは真っ先に良くなりそうですよね。
でも、自分だけよければいいと思っていると、自分すらよくならなかったんです。
自分ひとりすら養っていけなくなっていたわけですから。
ここで、渋沢栄一は気づいたのです。
自分が存在する意義というのは、自分のためだけにあるのではなく、社会のため、他人のためにあると。
それで、『論語と算盤』(国書刊行会)という本を書き、500以上の企業の設立に関わり、600以上もの社会事業に携りました。
うまくいかないのは、「わたしが、わたしが」、という余分な「が」(我)を握りしめていたからだったんです。
(中略)
僕らは、「Alone」(ひとりぼっち)じゃなく、「All one」(すべてひとつ)だったんです。
だから、他人にしてあげることは、自分にしていることとイコールなのです。
投げかけたものが受け取るものなのです。

実践!世界一ふざけた夢の叶え方
ひすいこたろう、菅野一勢、柳田厚志 著
フォレスト出版


渋沢栄一さんの言葉に、次のようなものがあります。
「事業には信用が第一である。
世間の信用を得るには、世間を信用することだ。
個人も同じである。
自分が相手を疑いながら、自分を信用せよとは虫のいい話だ。
信用は実に資本であって商売繁盛根底である」
“信用”が資本で、商売繁盛根底!!!
信用していない人は、信用されない人。
まず先に自分から信じて、相手を儲けさせる♪
ここでいう「儲けさせる」は、お金だけじゃなくて気分とか満足度とかも含むでしょう。
誰かを儲けさせている人が、自ずと儲けている気がします。
逆に、自分の取り分とか、自分の利益ばかりを求めた人は、あまり儲けていない気がします。
ゴールドラッシュの時に、金を掘りに行った多くの人たちは、あまり儲けられなかったそうです。
私が我がの精神です。
しかし、
金を掘りに行く人たちに、作業服や掘る道具など、その人たちの為に仕事をした人たちは、大金持ちになったといいます。
儲けさせてあげようとした人たちです。
不思議です。
自分が儲けようとしたら儲からなくて、人を儲けさせようとすると儲かっちゃう。
この法則は、今も昔も西も東も変わらず通ずる普遍的な法則なのでしょう。
飲食店だったら、値段よりもお得と感じたら「儲けた!」って思いますし、それは高いお店でも、安いお店でも、その値段を上回る何かがあれば、お客さんにとっては儲けです♪
あくまでも、お客さんが「儲けた!」って思っていないと自己満足になってしまいます。
もちろん、人を儲けさせるには、自分を磨かなければなりません。
どんなに安くても、誰も喜ばない料理を出していたのでは相手が「儲けた」と思いません。
与えること、そして、与えられるものを持つこと。
それを極めた人が結果的に儲かっていくのでしょう♪

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