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書籍紹介:仕事の評価がグングン上がる人の報・連・相のワザ

2016年01月09日 23:57

今日の紹介は、平松直起氏の著書です。


■仕事の評価がグングン上がる人の報・連・相のワザ
■平松 直起(著)


上司が重視する項目の代表に、報連相があります。
いい報連相をすれば、上司の評価が上がります。
報連相の基本は知っておいたほうがいいです。
しかし、上司も部下に任せたままではいけません。
上司から、部下から双方が歩み寄らなければなりません。
その方法をわかりやすく解説しているのが本書です。
それでは特に参考になった話を紹介していきます。


●「やり直し」を命じられた時、同じ失敗・ミスは二度としないことを原則に、再挑戦しなければなりません。
大事なのは次の3点です。
1.できていない部分・原因を理解すること
2.やり直す部分を明確にすること
3.やり直す時に注意点を明確にすること
(P54引用)
上司によっては、「やり直し」としか言わない方もいます。
しかも、やり直しを命じている時の上司は機嫌も悪く、修正点を聞きづらくなります。
でも、ここで聞かなくては、またやり直しが続くだけです。
何回もやり直し続くくらいでしたら、怒られても再度聞くべきです。
なお、上司側からの言葉注意したいのは、「自分で考えろ」とは言わないことです。
部下はわからないから聞いているのであって、どこを修正すればいいか明確にするべきです。
もちろん、自分で考えさせながら、正しい方向へ誘導するのはいいことですが、「自分で考えろ」では解決にはつながりません。
部下が無駄に時間を費やすだけで、コストの無駄にもつながってしまいます。
全部答えを教えると、部下が考えなくなってしまうとの意見もあるかもしれませんが、少なくとも方向性だけは示すようにしましょう。

上司が、その上の上司に報告する時のために、あなたが報告で工夫すべき点とは、
上司が、その上の上司にどのような報告をすることが多いかを知る
上司が、その上の上司に報告しやすい内容をご提供する
上司が、その上の上司から、君の報告は分かりやすく、タイムリーだねと言われる情報を伝える
上司がその上の上司に特にどのような報告をしており、報告するための情報は何が必要かを把握し提供すると、上司から「君の報告は的を射ている、いい報告だ」と喜ばれると思います。
(P78引用)
上司にも上司がいます。
上司が上の人にどんな報告をしているかを配慮した報告をすると、印象がよくなります。
また、このことは自分が上司になった時に、必ず活きてきます。
また、上司は部下に対してどのような報告を望んでいるかを話すようにしましょう。
部下はいいことばかり上司に報告しがちです。
しかし、上司にとってのいい報告は、悪い報告です。
普段から、悪い報告こそ早くするように指導すべきです。
もちろん、悪い報告を受けるときは怒った顔をしないようにすることも大切です。

トラブル処理をしていると、状況をメモで残すことが多くなります。
後でそのメモを見ても、記入内容が理解できなかったり、記入したメモがどこにあるか分からなくなってしまったという経験があるかもしれません。
メモが紛失すると、細かな内容・経過時間、相手の反応、当時の詳細データなどを思い出せない可能性が高まります。
そこで、トラブルが生じた際、職場の皆が共有して入力して見られるよう、共有のフォルダーを作成牛、そのフォルダートラブル内容を入れておくことをおススメします。
(P98引用)
トラブルを共有フォルダにしておくのはいいですね。
トラブルが起きてしまったときは、過去の事例を見ながら対応策を考えることができますし、普段からフォルダを見ておくことで、事前に防ぐこともできます。
本書のP99の図表にもありますが、内容別にフォルダーを分けておけばなおいいでしょう。
トラブルが起きたら一斉メッセージを送るという方法もありますが、メールではその時に気にするだけで終わってしまいがちです。
また検索するのも大変になってしまいます。
このシステムは取り入れるといいですね。

メンバーからの相談を受けやすくする方法
メンバーが相談しにくい環境の場合、相談しやすい環境を作ることと、自らも相談しやすい状況を作ることが求められます。
・相談日&相談受付の時間を設定する
その日・その時間は相談を受けつける
メンバーへの声がけを多くする日を作る(声がけが多いと相談しやすくなる)
(P168引用)
上司の中にはプレイングマネージャーの人も少なくありません。
そのような人から聞く声として、部下がひっきりなしに相談に来て自分の仕事をする時間がなくてイライラしてしまうなんて声もあります。
人によっては、朝早く来て自分の仕事をする時間に充てるという方もいます。
もちろん朝早くから始めて夕方早めに仕事を終え、残業をしないというのはいいことです。
でも、もっといいのは相談タイムを設ける、あるいは相談を受けないタイムを設ける。
外資系アパレル会社のトリンプインターナショナル社では、「がんばるタイム」という時間を設けています。
この時間は社内の人と話したり、社外の人と電話したりするのは禁止だそうです。
このような時間を設け、緊急のこと以外は対応しない。
そうすることによって、時間を確保でき、精神的にイライラすることもなくなります。

このウラログへのコメント

  • なな♪ 2016年01月16日 21:06

    克己さん:仕事でメモをすることがあるんですね(*^^*)

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